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宇宙の遠い未来について

宇宙の遠い未来について 宇宙の遠い未来について、諸説ありますが、 実際のところ、どうなるのでしょうか。 1)ビッグクランチ(広がり方が減速し、今度は縮みだして、全てのものが1点につぶれてしまう) 2)ビッグリップ(広がり方が加速し、全てのものが素粒子レベルに引き裂かれ消滅する) 3)宇宙は普通に広がっていくだけ。 4)そもそも宇宙は広がってはいないのでそのまま。 5)その他(例えば、全てのものが吸い込まれブラックホールのみになる など...) 個人的には、明確な理由や根拠はないですが、 ビッグバンはあまり信じていないので、4)と思っています。

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  • juyjuy
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回答No.2

現時点でまともな物理学者が論じているのは 2)ただしビッグリップはあるかどうかわからない。 3) 5) まあ式の解としてありうるのがビッグリップを含む 2) です。 2)は宇宙項が極端に大きくなった場合ですが可能性はあります。(NHKでもやっていました。) ビッグクランチは今の学説と測定結果では起こりそうもありません。 4)はそうあって欲しいと思う人が多いので、なんとかそうなるように理論を作ろうとした学者もあまたいるのですが、まだ観測結果を裏付ける理論は成功していません。これが成功すれば1)も同時に起こる確率が発生します。 アインシュタインはもちろん質問者様と同様に4)の宇宙を目指したのですが、方程式を解くと1)と3)の結果が出てきて4)が出てこなかったのです。そこで「宇宙項」という項を方程式に付け加えてバランスを取ろうとしたのです。 しかし、観測結果は(当時)3)の結果を出したので、この項を「人生最大の失敗」といって取り消しました。 その後の観測で2)の(現在はビッグリップのない)状態である事がわかり宇宙項は復活しました。 ビッグクリップはダ-クエネルギ-の密度が上昇し、重力と拮抗しなければ起こりません。 普通には銀河団の中心のブラックホールがどんどん離れていき、そのブラックホールも蒸発して素粒子になりビッグリップほど劇的でないにせよバラバラの粒子になる(質問者様の5)に例示されているもののさらに先)事になります。 ダークエネルギ-は真空のエネルギーと言われていますが、この密度は今までの説では一定でした。これが増加する証拠が見つかればビッグリップもあり得ます。 まあ我々が生きていくだけの期間なら1)から5)までどれでもいいのですが(笑)。

majinpoo
質問者

お礼

そうです。 同じ、NHK(安め〇み)の番組を見て、 結局、どうなるんだろうと思って、 いてもたってもいられず、質問した次第です。

その他の回答 (3)

回答No.4

2)ですな。 今の宇宙の平均温度は3Kぐらいでしょう。 ただし、現在は3K以下の大部分の空間(超空洞)と局所的に超高温の恒星系がある。 つまり、宇宙全体を眺めると温度のムラがはなはだしいのが現在の状態。 長ーい時間をかけて、最高温度は平均気温に近づく。 つまり、長ーい時間の後には、最高気温の場所でも3K以下になる。 宇宙の活動は高温部が平均温度に近づく過程で起こる様々な物理現象であって、最終的には最高温度=平均温度=絶対零度の状態に限りに近づくでしょう。 仏教で言うところの涅槃寂静ですね。

majinpoo
質問者

お礼

ありがとうございます。 個人的には、4)支持派ですが、 その次は、2)支持です。 ただ、全てのものが素粒子レベルに引き裂かれ、 最後には何も残らないというのはなんか 残酷のような、空しいようなで、少し悲しい気もします。

回答No.3

時間と空間のダイナミックなつながりを正しく把握しないと、 宇宙の構造を正しく認識できません。 「宇宙の果て」が『果て』なのは、そこが137億年の歴史を持つ 宇宙の、137億光年先=137億年前の姿だからです。 そこはビッグバン開始時の点であり、実際、強烈な輻射が (光速に近い後退速度で間延びして)観測されています。 その『果て』からこちらを見れば、こちらが137億光年前の、 ビッグバン当時の姿=果てなのです。 すなわち、宇宙のどの地点においても、必ず観察者を中心に 宇宙年齢光年の半径の宇宙が見えるのです。 (「終わり」はビッグクランチではなく、観察者の死) その爆発で噴き出した宇宙の一番「端っこ」は、あなたのいる所です。 また、その137億光年向こうに立って見ると、あなたの立っている所が、137億年前の姿=「爆発の輻射」の壁の一部に見えるのです。 その「自分を中心とした半径137億光年の球面」は、ビッグバン開始時の点であり、「ここ」も含まれているのです。 「こっち側」は、時間的に収束していますが、「むこう側」は、空間的に収束し、両端で点に収束していて、そんな葉っぱのような形を張り合わせて地球儀を作るように、この宇宙も球の表面(ただし四次元空間における三次元球面)のように果てはないのです。 本来、ビッグバンの慣性で膨張しているのであれば、重力によって減速して、その「宇宙寿命光年先のビッグバン当時の輻射」は、晴れ上がってもいいのですが、ずっと見えている不思議に対して、「加速している」とか「ビッグバン初期に超光速で飛散した」とか、諸説が唱えられています。 しかし量子論的に考えると、認識によって宇宙が生じる=自己(現在/感受/光速)から過去(記憶/時間/超光速)と未来(予測/空間/光速下)が対発生していると考えれば、その基底としての時空が広がる(時間経過=空間膨張)のは当然のことです。 我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験 (過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的広がりは発生しているのです。 全ての存在は、量子的な不確定性(確率波動)に基づいており、無限に詰め込むと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動(プランク定数hの収束の時系列化)を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光の向うに、自我仮説の補完としての時空仮説=宇宙を認識します。 即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補 として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という 無の射影として、存在は生じていると言えます。 無いとは分からない事が有なのです(「広がって見える」ならそれだけ。 「でも“本当は”広がっていないのでは?」などと考えるだけムダ)。

majinpoo
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。 個人的にビッグバンをあまり信じていない理由は、 赤外線背景放射(でしったっけ?)などが ビッグバンの証拠と本で読みましたが、 もっとそれを裏付ける他の具体的なデータが乏しかったので、 宇宙は、「広がって見える」については、 (観測の仕方に誤りがあるもしくは、 ビッグバンありきの先入観で研究をしているから etc...) が影響しているのでは?なんて思っていたりします。 学生時代の、先入観を持ったデータ測定や考察で 研究発表の場で、教授に指摘され、 痛い目を見た遠い昔の記憶を思い出しました。

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.1

基本的には(1)じゃないと、ビッグバンが説明つかないと考えます。 しかし、高次元から見下ろすと時間も円環構造をしているはずなので、そのまま拡大しつづけ、時間位相を変えた部分が崩壊、ビッグバンによって近似別宇宙が発生するイメージがあります。 回転する駒が止まるような挙動をするのではないでしょうか?

majinpoo
質問者

お礼

ありがとうございます。 このモデルについては、 とある雑誌のムックか別冊で紹介されていたため、 個人的には好きです。 ただ、ビッグバンについては、 赤外線背景放射(でしたっけ?) が証拠だと書かれていましたが、 それだけではなんか納得できないなぁ... なんて思っていたりもします。

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