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品種登録の利点と欠点
偶然知った品種で疑問に思った事があります。 某とても有名な農産物が品種登録されていない事を知りました。商品価値の高い品種で、海外でも生産されています。さて 1. 品種登録されてなくても品種と呼んで良いのでしょうか? 漠然と良いんだろうとは思いますが・・・どこかに表記はありますか? 2. 交雑種名は学名の代わりになりえるのでしょうか? (日本語表記しか見つけられないのですが、交雑種名を直接英語表記にすれば良いのでしょうか?) 3. 海外での使用はどこまで規制できるのでしょう? 日本で品種登録してなければ、勿論海外でもしてないです。 この場合なんの権利も発生しないと言う事ですよね? 4. 一番聞きたい。なぜ品種登録しないのでしょう?笑 品種登録の利点 品種育成者の権利保護? 品種登録の欠点 お金と手間がかかる? 品種登録しない事の利点 公共の利益になる? 品種登録しない事の欠点 育成者の権利放棄? 農産品の品種登録は、国際間での競争になる所も多いと思います。正直自分門外漢ですが、各国のDNA合戦なんかを見ると、形質の安定性に疑問があるような物も、取り合えず登録しておくって言うのが昨今の流れのような気がするのですが・・・人が良すぎないかって言うのが、正直な感想です。 その他皆様のお考えがございましたら、お聞かせいただけますか? 農水省品種登録HPと、国際植物命名規約は簡単に読みました。それでもやっぱりわからない。笑 http://www.hinsyu.maff.go.jp/
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- meineko
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ご質問の意図とは少し異なるかもしれませんが、品種改良された作物を、種苗法で保護するか、特許で保護するかは、議論の行われているところだと思います。 議論の骨子は、種苗法だと自家採取が認められるけれど、特許法だと内容によっては、採取した種にも権利が及ぶ可能性があるということだと思います。 種苗法は、生産者により利する仕組みなので、もっと、育種をする側の権利を強くしたいというのが特許法をおされる側の主張だと思います。 農水省と特許庁の利権争いとのうがった見方もありますが。
- bhoji
- ベストアンサー率53% (1514/2852)
1.作出した品種をすべて登録しているわけではありません。 登録していない理由は、はっきりしていませんが、理由の一つとして、他者が改良した 品種のバラつきがある物を、更に改良選抜したし場合などがあると思います。 2.交雑種の命名について・・・HP名「茄子のご陽庭」 ヘッドページ:http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2943/index.html 命名について http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2943/gakumei.htm 3.海外での生産は規制が難しいと思います。 ただ日本への輸入は品種が判れば規制はできると思います。 >某とても有名な農産物が品種登録されていない事を知りました。 書かれている物は、果樹の品種Fの事かな? これについては、日本が甘かったのだと思います。 苗木の輸出がほとんどノーガードで規制が無かったのではないでしょうか? 4.登録料などではしれていますが、手間が掛かる? >品種登録しない事の利点 公共の利益になる? これを考えておられる方が多くあるかもしれません。 >各国のDNA合戦なんかを見ると、形質の安定性に疑問があるような物も・・・ 成果を押さえるより過程や工程を押さえている感じだと思います。 品種より、考え方の方が応用範囲が大きく、影響が大きいので・・・
お礼
bhojiさん、お礼非常に遅くなって申し訳ありませんでした。 なるほど、なるほど。 > 1.作出した品種をすべて登録しているわけではありません。 おっしゃる通りです。 国で登録をするという事はそれだけの責任を負うって事ですしね。 > 書かれている物は、果樹の品種Fの事かな? > これについては、日本が甘かったのだと思います。 > 苗木の輸出がほとんどノーガードで規制が無かったのではないでしょうか? あー、やっぱり何種類もあるんですねー。 昨年私が調べたかったのはS(別名凸)です。(これ位なら大丈夫かな?笑) 色々な所で調べた結果、かなり納得の良く答えが見つかりました。直接ピンポイントで聞いたため、今はネット上でもその情報が見れるようになりました。(笑)いやあネット世界万歳♪ Fはちょっとわからないですね。何系でしょうか? 登録や開発中にオープンにするとまずいって言う例ですね。 日本人は疑うことを知らないから、気をつけないといけないよなぁと思います。 考え方の応用・・・なるほどです。 本当にありがとうございました。
お礼
meinekoさん、お礼非常に遅くなって申し訳ありませんでした。 育苗法と特許の件、聞いた事はありましたが、その違いに関して深く突っ込んだ事はありませんでした。国際間の関係もかかわってきますね。難しい問題だ。 > 農水省と特許庁の利権争いとのうがった見方もありますが。 ^_^; ははははは そうね、そうね。もっと難しい問題ですね。はははははは アプローチの仕方を教えていただきました。 ありがとうございます。