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アルチュール・ランボー

フランスの詩人だった、 アルチュール・ランボーは、 なぜ、突然に詩をやめたんでしょう? みなさんはなぜだと考えていますか?

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  • Nakay702
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回答No.1

>アルチュール・ランボーは、 >なぜ、突然に詩をやめたんでしょう? ⇒よく分かりませんが、個人的には(つまり、通説ではないかも知れませんが)3つ考えられます。 (1)ヴェルレーヌとの関係が途絶: 1873年7月、口げんかが高じてヴェルレーヌにピストルで撃たれてケガをした。あれほど「恋人同士のように」仲のよかった(「ホモ」とも言われた)2人の蜜月的関係がこれで終わり、ランボーは故郷へ帰った。ヴェルレーヌに愛想を尽かし、ついでに「坊主憎けりゃ…」ということもあってか、ヴェルレーヌばりの抒情的象徴詩に対しても嫌気がさしたのかも知れない。 (2)ネタ切れ?: ピストル事件以後の約2年間、ランボーはヨーロッパ諸国の都市や東洋を放浪しながら、散文詩「地獄の一季節」、「イリュミナシオン」(幻想)を出版して名声を博し、影響を与えたが、それ以後はプッツリ途切れた。残念ながら、特有の感性が萎え、詩情が枯渇してしまったことを疑わせる。 (3)金儲けに執着: 1875年10月、ランボーはヨーロッパを脱し、ハラールを根拠地にしてアフリカ奥地との危険な商取引に従事した、ひたすら金を蓄えることに執心したらしい。そのあげくに、脚に病を得て右足切断の手術を受けたが、回復思わしくなく、再びアフリカへ旅立つことを口走りながら37歳の若さで死亡したという…。(老荘年期のランボーも見たかったなあ。) 以上、ランボーが「突然に詩をやめた」ことの説明として、おもに外面的な理由を3つ挙げました。ほかにも、特に「内面的・本質的な理由」があるかも知れませんが、私には分かりませんので、(個人的にも)他の方の回答を期待したいところです。

kirakiraaruku
質問者

お礼

詳しい回答をありかとうございます。 確かに、この3つの理由は当たっているかもしれないですね。 説得力があります。

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