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日本語の文法(特に助詞)を学び直したい
今まで学校で日本語の文法についてそれなりに学んできて、使えていたつもりになっていました。 しかし、プレバトの俳句のコーナーを見ていると、助詞の「に」は散文的になりやすいとか、夏井先生の言っていることがあまり理解できません。自分の文法の知識が不足していることに気づかされました。 そこで、夏井先生の言っていることが理解できるようになるために、文法の学びなおしをしたいと思います。役立つ本やWebサイトなど教えてください。 ※高校から理系に行ったためあまり文学にはなじみがなかったです。
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現在の学校文法は橋本進吉の形式主義文法論に基づくもので、文学を理解するレベルに達していません。 これを批判し、言語本質を明らかにする必要性を説いたのが時枝誠記による言語過程説です。これを認識と言語の理論として展開したのが三浦つとむで、『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫)、『日本語の文法』(勁草書房)があり、これにより日本語の特徴が明らかにされています。さらに、認識論を展開したものに、『認識と言語の理論I~III』(勁草書房)があります。IとIIが三浦つとむ選集(3)『言語過程説の展開』として出されており、これらを理解すれば、夏井さんの言われる意味が良く理解できます。 しかし、これらを理解するにはかなりの読解力が必要なので、まず最初の2書を図書館などで借り、読んでみて下さい。■
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- double_triode
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あなたの質問文を読むかぎり,助詞,句読点,カッコ記号は適切に使われていると思います。文法の学習というのは,小中学生や外国人が,このレベルに到達することをいうと思います。 なにかテレビ番組で俳人が評をつけているのを,あなたが理解できないと読めます。しかし,文学表現まで文法書は解説してくれないと私は思いますし,その必要もないと思います。「助詞の『に』は散文的になりやすい」などという記述はないと思います。私ははじめて見ました。 柿本人麿が詠んだ あしびきの山鳥の尾のしだり尾の 長々し夜をひとりかも寝む は,故意かどうかは知りようもありませんが,格助詞「の」を連発しています。これは,文学作品だから許されることだろうと思います。私の指導学生が書いた原稿なら,私は4箇所にピッと朱を入れます。まあ,文学作品としてみても,意味のないことを無理矢理に長々と書いた「日本文学史上,最低の駄作」だと,私は思いますが(笑)。
お礼
ありがとうございました。
補足
解答ありがとうございました。 ネットに上がっていたのでURL書き込みます。ここの三遊亭円楽さんの指摘のところで「に」ついて散文的と言われています。 http://enjoyjazzlife.com/10-18-2018-purebato
お礼
ありがとうございました。 具体的な書籍を教えていただいたので、さっそく2冊から読んでみたいと思います。