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本人訴訟の損害賠償額の算定方法とは?
- 本人訴訟(弁護士無し)での損害賠償請求額の算定方法について質問です。
- 損害賠償請求額はかなりいい加減であることが分かりました。
- ケースバイケースでどう考えるべきか、基本的な考え方についてアドバイスをいただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
「勝つつもりがない」のと、「負けるのを覚悟して」というのは違いますよ。後者は、あくまでも「勝つつもり」なのです。 勝つつもりがないなら、そんな訴訟止めるべきだと思います。 相手が勝つ。ならば、相手は「自分の正当性が裁判で証明された」と考えます。これまで内心で「もしかしたら」と思っていた苦悩・後悔が雲散霧消することになるので、有り難いばかり。よく眠れるようになって、御礼を言いたいくらいでしょう。 私は交通事故による損害賠償請求訴訟をおこしましたが、「負けるかも」と覚悟しつつ、交通事故専門の弁護士を相手に、本人訴訟を遂行しました。 家賃請求や明け渡し請求訴訟(本人訴訟)は何度か経験しましたが、交通事故は初めてでした。 最初から弁護士を頼むツモリは無かった(弁護士は、上から目線でこちらの請求を抑えるから)のですが、訴状などを交通事故様式に書き直してくれるよう司法書士に依頼しました。が、数人から「勝てるわけがないのでイヤだ」と断られました。 「代理人をしてくれと言っているのではなく、書類を書くだけなので、アナタの名前が出るわけじゃないし、書く都度料金を払うのだから、代金のとりはぐれもないし、負けたって問題ないだろう」と言ったのですが、ダメでした。「心の問題だ」そうです。 で、改めて負けも覚悟しましたが、最悪200万円くらいはもらえるだろうし、それプラス「保険業者を証人席に座らせて糾弾するだけでOK」のつもりで数千万円の請求訴訟をおこしましたよ、本人訴訟で。インターネットで、本音で被害額や慰謝料を計算して行ったら、そうなったので。 アチラは経験豊富な専門家、こちらは交通事故訴訟は初体験の素人。 2年くらいかかったのかな。全力を挙げて頑張り通しました。額としては望外の結果を得られました。 出廷しなかった相手にとっても痛かったハズです。私は、勝つつもりがないのなら、また、訴額を抑えるような訴訟はおこしません。 くどいですが、糾弾したかった相手は1度も法廷に現れませんでした。質問者さんの場合も、制裁を与えたい人は出て来ないんじゃないかと思います。 で、(相手が)負けたとしても、相手は「弁護士の腕が悪かった」と思い、制裁を制裁とは感じないと思います。 とりわけ、訴額を抑えるために少額の請求しかしなかった場合は、質問者さんが勝っても「蜂の一刺し」にもならず、相手にとっては蚊が刺したくらいの感じなんじゃないでしょうか?
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- takuranke
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#2です 1億じゃなく1千万の入力間違いです、 数字で打ち込んで桁が多かったようです。 申し訳ありません。
お礼
了解しました。ありがとうございます。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
勝てない裁判で社会的制裁にはなりません、 単なる嫌がらせですよ。 原告訴えが全否定されたら正義は被告となった相手にあり、 原告主張は全否定されたと言う記録が残り、 当該事件の判例を見た人は、 相手は社会的制裁を受けたとは思いません。 >損害賠償請求額というものは、かなりいい加減であることがよく分かりました。 明確な損害額がわかるものに関しては、 この限りではありません。 精神的苦痛による損害など金銭換算しにくい損害請求に関しては 過去の同じような事例の判例によったり、 吹っかけたりなど様々。 それか、訴額算定不能として、 非財産権上の訴として 160万円としたりです (算定不能な費財産権上の訴額は160万とみなされている)。 >個人としては大きな負担です。 1億の訴額で訴えの提起で5万円です。 この5万(だけではありませんが)の負担が多いのなら、 請求額が明確でそれ以外に慰謝料も取るつもりであれば、 予納+手数料=で質問者様が払える額で、 訴額決定すればいいです。
補足
ご回答ありがとうございます。 非常に詳しくご回答頂いたのですが、失礼ながら、ちょっと違うように受け取られてしまった感も否めません。 また、 > 1億の訴額で訴えの提起で5万円です。 とのことですが、私が調べた限りでは、1億で、32万円となっています。 http://www.courts.go.jp/vcms_lf/315004.pdf これは何かが違うのでしょうか?
- cbm51901
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最初から勝つつもりがなく、且つ相手に社会的制裁を加える目的があるならば、私でしたら(2)の、意図的に訴額を抑える方を選びます。理由としては、 (1) 第一義的な目的が、司法の場で自分の主張が間違っていないことを証明することであるとするならば、損害賠償請求額の多寡は関係ないから。 (2) 膨大な賠償額を請求した場合、訴訟は結局のところ金銭目当てであり、主義主張を通すというのは欺瞞だと、世間から誤解されかねないから。 (3) 損害賠償請求額を1円にすれば、「1円訴訟」としてかえって注目を浴びるかもしれず、それによって相手に対する制裁の度合が強まるから。 実際、(本人訴訟ではないが)ハリルボッチ氏の「1円訴訟」やテイラー・スイフトの「1ドル訴訟」など、マスメディアに大きく取り上げられたケースがあります。 https://www.bengo4.com/c_5/n_7909/ https://www.huffingtonpost.jp/2017/08/15/taylor-swift_n_17755848.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 良いヒントを頂きましたので、関連して新たに質問するかもしれません。 機会あればまたご回答をお願いします。
お礼
なるほど、凄く良くわかりました。ありがとうございます。 自分でいろいろやってみて、弁護士と素人で頭の出来や能力の違いはあれど、こんなめんどくさいこと引き受ける弁護士はいないなと、つくづく思います。頑張ってみますので、機会があればまたアドバイスお願いします。