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「後の先」という言葉について

表題の件、伺いたく存じます。 Wikipediaからの引用です。 >後の先(ごのせん)とは、剣術用語で相手が仕掛けてきた技に合わせて掛ける技である。 >ボクシングで言うところのカウンターに相当する。 この言葉を「後手に回ったあとの対応が結果として先に出る」という解釈をするのは間違っていますか?

みんなの回答

回答No.4

>「後手に回ったあとの対応が結果として先に出る」という解釈をするのは間違っていますか? 間違っているかと言うよりも「あとの対応が結果として先にでる」と言われている意味が良くわかりません。 「後の先」を取っても直ちに結果が出ない(勝負がつかない)場合が多々あります。 Wikipediaの文章では引用された文章よりも概要に記されている 「剣術では、相手が斬りつけ体勢の修正が効かない段階で、相手の刃を避け、相手に斬り返す技である。」 の方が当たっているかと思います。 相手に攻撃させて=先手をとらせて、防戦するのではなく直ちに攻撃すること(後手)で有利な立場になるやりかたです。 「修正が効かない段階」という点がポイントです。 相手が攻撃することで直ぐには防御する体制に入れなくなるようにしておいてこちらが攻撃するやり方です。 例えば、剣道の場合攻撃した瞬間に腕が伸びますのでこて(手元)を守る動作が遅れます。 この守る動作が遅れたことに乗じて相手のこて(手元)を打つのが「後の先」ということになります。 相撲や柔道では相手がわざをしかけてきた時に防ぐのでは無く相手の力を使ったわざをしかけることがあります。 剣道の試合では立ち会った直後にお互いに相手が攻撃をしてくるのを待ってにらみ合いが続くことがあります。 相撲の場合、組み合ったままお互いに相手がしかけて来るのを待って動かなくなり水入りということになることもあります。 囲碁や将棋の場合、相手に打たせておいてそれを利用して攻撃する場合があります。

qdo0obp
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  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.3

「後の先」…武道の他、囲碁将棋でも時々耳にしますね。 互いの仕掛けのタイミングを示す言葉ですね。 たしか、 仕掛けのタイミングは相手のほうが早いが(自分が後)、 実際には自分の打ち込みが先に決まることを指した言葉だったかと思います。 境地としては「無」の場合と「待ち」の場合があるかと思います。 また、場合によっては「誘い」をかけることもあるかと思います。 技量が接近してる相手の場合に意図せぬまま先手を取られてしまっては、流石の上手でも打ち込まれるだろうと思います。 あくまでも相手の仕掛けを想定しておき、その直前に生まれる僅かな隙を突くという「心得」に通じる言葉と理解してます。 喧嘩を売られた時に構えてないように見せておいて、相手が仕掛けて来た時に一瞬の隙を突く手法で勝ったことは有ります。 …多分、その事だろうと思っています。 「後手に回ったあと」という解釈は、少し違うのではないかと思います。

qdo0obp
質問者

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.2

 私は剣道はやったことがないのですが、さまざまな剣豪小説を読んで得た解釈によると「違う」と思います。 > 「後手に回ったあとの対応が結果として先に出る」  まず、「後手に回った」という表現には、「後悔」の念や「不本意」な気持ちが含まれますが、そうじゃないんです。敢えて、作戦として「先手を譲った」のです。  また、たまたま先手になったという「結果」論ではなく、後の先は、目指して行い、予定通り「先手にする」のです。  記憶によると、最初に言い出したのは柳生流みたいですが、自分の切っ先が固まらないように(セキレイ?の尾のように)ゆらゆらと揺らしながら相手を誘い、じれた相手の切っ先が攻撃してきたところの一瞬の動きを見て(後手)、相手の刀の動きを推測し、ショートカットして相手に自分の刀の切っ先を、相手より先に届ける(先手)感じです。  木刀と違って日本刀は切れますから、先に届きさえすれば、相手の戦意を失わせ、二の太刀、三の太刀と攻撃することができます。  相撲の立会でもやっぱり「後の先」と言うのですが、相手の立会をよく見て(そのため相手よりちょっと遅く立ち=後)、相手より猛スピードで相手の懐に入り、カチ上げたりまわしを掴んで(=先)、その後の戦法の選択権を掴んでしまうことを言います。  剣道よりも相撲の例のほうが分かり易いでしょうか。  「先を譲って相手を(一瞬だけ)観察し、以後の動きを察し、相手の動きの先回りをすること」  とでも言いましょうか。

qdo0obp
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  • stss08n
  • ベストアンサー率16% (454/2764)
回答No.1

多少、違うようです後手に回ったのでは無くて、相手の行動予測予知の見誤り なのでしょう。 実は”武道は、どのような相手と立ち向かっても、まず間合いを保つ事が、一番です、間合いとは双方の武器が、届かない距離感覚の事です。 よく言われる剣先の届かない距離で、剣先で切先部分が、カチカチと当てるのは、戦い開始スタートの訳ですから相手の動きを牽制しているだけですから。 次に、お互いに”双方の眼(め)の動きを、ジット睨み合います。 何故か、それは目の動きでジーっと、行動予測を気配を感じるまで、睨み合いに精力を使い切って、打ち込む事が武道の極意なのでしょう、行動予測術なのか! スキが、間合いを詰められて後方へ”後ずさりしたら、戦う相手がスキを見つけられなくて”エイッと、打ち込んで来たら”アレッ、先に打ち込んできた人がその 動作に流れるように、相手の方が”打ち返しをした動作なのでしょう。 つまり、先に行動を起こしたのに結果として、負けた:なれば、打ち込まずに 睨み合いしただけで”間合いから、スタこら退散すれば良いから「後の先」と、 なるでしょう。・・・

qdo0obp
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 職人の技、見て覚えろ、技を盗め、言葉だけでは理解できない……のようなものを、無理に言語化してるように思えてきました。

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