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配位化合物と複塩について

配位化合物と複塩の違いについて教えてください。 あと、配位化合物の研究法について教えてください。 勉強不足なもので申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

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noname#8042
noname#8042
回答No.1

配位化合物というのは配位結合を含む化合物で錯化合物あるいは錯体と同義語として使われています。電子対の受容体が金属化合物の場合特に金属錯体と呼ぶことが多く錯体の狭義の定義では金属錯体のみを指すことがあります。金属錯体の中で金属-炭素結合を有している場合には特に有機金属錯体と呼ばれています。アミノ錯体は有機金属体に入れないのが普通です。次に、復塩ですが、これは、塩化マグネシウムカリウムKMgCl3・6H2OやカリウムミョウバンKAl(SO4)2・12H2Oのように2種類以上の単塩からなる化合物のことです。もう少し簡単に違いを説明するとしたら、複塩は先ほどにも登場しましたミョウバンなどがそれに当たるのですが、構成イオンの形に分解されることはないもので、複塩は中心原子が金属であり、イオンではありません。複塩は絶対に構成イオンの状態にまで分解します。ここが大きな違いです。そして、配位化合物として分類される錯体についての研究方法は分かりませんが、もう一方の複塩に関する研究方法なら K3[Fe(CN)6]⇔3K+ +[Fe(CN)6]3- K2Al(SO4)2⇔2K+ +Al3+ +2SO42- [Co(NH3)6]Cl3⇔3Cl-+3Ag+ としてAgNO3を加えて理論どおりのAgClが得られているか、とか逆に始めの複塩が特定できない状態にして、上と同じ操作をして、得られたAgClの量から計算して元の錯塩の構成が[Co(NH3)6]Cl3だったのか、[Co(NH3)4Cl3]Clだったのか、[Co(NH3)5Cl]Cl2だったのかを求めるという実験があります。参考にして下さい。

gashi
質問者

お礼

こんなに詳しく回答してくださり、ありがとうございます。自分でも勉強しているんですが、他の人の意見も参考にしたくて質問しました。 錯体の研究方法には凝固点降下?伝導度測定?があるみたいです。人に聞いた話なのでまだよくわからないのですが、これから調べてみようと思ってます。 また、機会があったらよろしくお願いします。

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