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二宮金次郎の死後の法名が二宮尊徳ですか?
二宮金次郎の死後の法名が二宮尊徳ですか? それとも途中で二宮尊徳という僧になったのですか? 二宮尊徳の報徳仕法とはどういう内容ですか?
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二宮尊徳の法名は誠明院巧譽報徳中正居士です。 どう考えたって二宮尊徳なんていう、苗字のある法名があるわけないでしょう。 そういうことをいうなら、西郷吉二郎の法名が西郷隆盛というようなことになり、あまりにも仏教を馬鹿にしています。 二宮尊徳は僧なんかであったことは一度もなく、相馬の政治家です。 報徳仕法というのは、原因があって必ず結果が生まれるものであるというのを認識し問題解決が次の別の成果を生むようにしようという思想です。 松の苗を買ってくれないかなというじいさんがいたので、全部買ってやった。これでじいさんは助かった。その松を堤防に植えることで、防災に役立つ。 天明の飢饉のとき、まだ少年だった金次郎は何か役立ちたいとおもったけど、じゃまだガキ、と誰にも相手にしてくれなかった。そこでしこしことわらじをこしらえて大人たちにもっていった。それは復旧作業をしていたひとたちを助けた。 親がたくさん本を持っていたので、死語にそれを読んでいると、親の死後にはいりこんで自分のものにした伯父が、本なんか読むな何の役にもたたないと禁止されたので、たきぎをひろいながら読んでいたのがおなじみのあの姿です。しかし無学で支配好きの伯父はこれもとやかくいった。家で読むと油がないからだめだといわれ、外で読むと歩きスマホはだめだと言われる。そこで仕方がないからナタネの種を撒いて育て、ナタネ油を取って自分の本を読むための火を確保したのです。そしたらナタネ自体が売れた。 こういう連携が報徳仕法とよばれる、いわば考え方の様式です。思想ではありません。何かをすることで、今の役に立ち次の何かの種になるという考えかたです。そして誰であってもそれができるという信念ですね。
お礼
みなさん有難う御座いました