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質問の文はなぜSVO文型なのでしょうか?

Taro knows the fact that Pit likes apples.はSVO文型らしいですが、なぜ第5文型のSVOCではないのでしょうか?「 Pit likes apples」が「the fact」を説明しているように思うのでO=CでSVOCの文型に見えます。「 Pit likes apples」と「the fact」は同格の関係らしいですが、同格だからO=Cとはならないのですか?

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10082/12630)
回答No.4

>Taro knows the fact that Pit likes apples.はSVO文型らしいですが、なぜ第5文型のSVOCではないのでしょうか?「 Pit likes apples」が「the fact」を説明しているように思うのでO=CでSVOCの文型に見えます。「 Pit likes apples」と「the fact」は同格の関係らしいですが、同格だからO=Cとはならないのですか? ⇒なるほど、言われてみると説明がむずかしいです! SVOのOは、いわば「目的語」という機能を果す語句を入れる枠のようなものです。ということは、その枠の中には「目的語」という機能を果す語句なら幾つ入っても、「文型の要素」としては「1つのOである」とみなされるわけです。 例えば、(1) Taro knows the fact and its background.「タローは事実とその背景を知っている」のように目的語が2つあっても、文型の要素のOとしては1つです。 同じように、問題文の、(2) Taro knows the fact that Pit likes apples.「タローはピットがリンゴを好きだという事実を知っている」のように2つの要素(名詞と同格名詞節)があっても、文型の要素のOとしては、やはり1つとみなされます。 ついでながら、(3) Taro knows the fact (which) we don't know.「タローは、我々の知らない事実を知っている」のように関係節によって限定修飾されていても、やはり文型の要素のOとしては1つとされます。 このように、複数の語句で文型要素を構成する場合、それらが「ひとまとまりとして1つの文型要素に相当する」わけで、文字面では平面に並んでいますが、機能としては「文型要素の下位構造(付属要素)を構成する」ということです。以下、それをカッコ内に入れて表すと、こうなります。 (1) S V O (O1 + O2)。→O1とO2が、Oの付属要素として並列していることを表す。 (2) S V O (O1 + O2: Ap.NC.)。→O1とO2が、Oの付属要素として並列しているが、O2は同格(Apposition) の名詞節(Noun Clause) であることを表す。 (3) S V O (Mod.: Rel.C.)。→Oに関係節(Relative Clause) という修飾語句(Modifier) がかかっていることを表す。 これに対して、例えば、Taro knows the fact to be so significant.「タローはその事実がとても重要である(意義深い)ということを知っている」は、目的語factが不定詞to beの意味上の主語になっているので、to be so significantの部分が「目的格補語」となり、文型としてはSVOCの第5文型です。 ただし、Taro knows the fact which is so significant.「タローは、とても重要である(ところの)事実を知っている」は、目的語に関係節の修飾語句がかかっているだけなので、文型はSVOです。また、Taro knows the fact, as it is so significant.「タローは、その事実がとても重要なので、それ(事実)を知っている」も、as以下が副詞的修飾語句として先行の主節全体または動詞knowsにかかっているだけなので、これまた文型はSVOです。 長くなりましたが、要点はこうです。 文字面では対等に並んでいるように見えるが、構文としては「立体構造」になっていて、文の主要素に対して、それを補足説明したり限定修飾したりする要素は、「主要素の下位に付属している」、という構図をイメージしながら構文を解析するようにすれば分かりやすい。

jarron
質問者

お礼

とても詳しく説明していただきありがとうございました。例文も交えてくれてわかりやすかったです。他の皆さんもありがとうございました。

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その他の回答 (3)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

 同格だからO=Cとはならないのですか?  なりません。   これは、五文型の中の、SとかOとかCなどが、簡単な名詞ではなく、名詞節で、それが、また五文型になる。いわば平屋ではなく、二階建てということです。  と同時に、一つの文型の平面的な使用の限界を示しています。ですから、ご質問の文は、大骨がSVOで、そのOは、that +SVO と別の階の文型を含んでいます。

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  • skydaddy
  • ベストアンサー率51% (388/749)
回答No.2

関係詞以下の修飾節も含めて目的語(O)だから。 修飾節を補語(C)と取るなら下記は基本文型に収まりません。 Taro who is my friend knows the fact that Pit likes apples which are very sweet and crisp.

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noname#232424
noname#232424
回答No.1

「なんたら文型」か。なつかしいなあ。何十年も昔に忘れちゃったよ(笑)。 the fact that Pit likes apples がひとまとまりなんでしょう。

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