00年代に新たなる発見が相次ぎまた、遺伝子解析からの研究も進んで人類史はここ10年くらいで大きく書き換わったようですよ。
私が昔読んだ本ではネアンデルタール人は毛深くて彫りの深い黒人系で、男性の遺伝子のみが人類に残っている(オスのネアンデルタール人がメスの現生人類を妊娠させた)、いや交雑は起きなかったと議論になっていましたが、今は現生人類の中に1~2%程度ネアンデルタール人の遺伝子が残っているのが明らかで、ネアンデルタール人の外見も毛深い黒人種から、白人種に変わりました。
もし現生人類以外の人類が滅亡した理由が「食われたから」なら、現代の我々も脳みそは好物だったはずです。だって食い尽すくらい殺して食べたわけですからね。牛の脳や豚の脳なども好んで食べているはずですが、中国のごく一部に珍味としてサルの脳を食べるというのがあるそうですが、それ以外に脳を食べる文化圏がありません。
現生人類は環境の変化に上手く適応できたが、その他の人類にはそれができなかった、あるいは直接殺されるという方法ではなく、現生人類に住む場所を圧迫されていくうちに滅んでしまったのかもしれません。
例えばニホンオオカミやトキが絶滅したのは、人間が狩りをし尽くしたのではなくて人間がニホンオオカミやトキの生活環境を圧迫して、種を維持できる数が保てなくなったからですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。