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関係詞のthatと接続詞のthatは両方接続詞?

関係詞のthatと接続詞のthatは両方接続詞ではないですか? 関係代名詞=接続詞と代名詞の働きを兼ねたものを関係代名詞 http://www.eibunpou.net/12/front.html と書いてあります よく関係代名詞のthatと接続詞のthatの見分け方とかいう記事を見るんですが、 そもそもどちらも接続詞ですよね? どちらが接続詞なのかを見極めるっておかしいですよね?

みんなの回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.2

以下のとおりお答えします。 >よく関係代名詞のthatと接続詞のthatの見分け方とかいう記事を見るんですが、 >そもそもどちらも接続詞ですよね? >どちらが接続詞なのかを見極めるっておかしいですよね? ⇒なるほど、面白い点に着眼なさいましたね。 確かに、どちらも同じような働きがあって、これをわざわざ区別することの意義が分かりにくい、というように感じることがあるかも知れません。 それを考える取っかかりとして、まずは従位接続詞と関係代名詞の違いを確認しましょう。 ☆接続詞thatは、従位接続詞として従属節(=名詞節)を導く。そして、その名詞節は、主語や目的語になる。例:I know that he is an excellent baseball player. ☆関係代名詞thatは、それ自体は代名詞であるが、二つの文を関連させる働きとして関係節(=形容詞節)を導く。そして、その形容詞節は通常、名詞を修飾する。例:He is one of the greatest baseball players that came from Japan. 以上が接続詞と関係代名詞の違いです。ただ、違いが分かっただけでは、関係代名詞thatと接続詞thatを分ける必要性を十分説明できていません。ご質問はthatについてですので、この語が接続詞・関係代名詞として用いられる様子を比べながら考えてみましょう。 2つの要素(語句や文)を「つなぐ」とか「関係させる」という点では確かに接続詞と関係詞は似ていますが、それぞれが導く従属節とその機能が決定的に異なります。すなわち、上で見たとおり、接続詞thatが導く節は名詞節で、主語や目的語になります。これに対して、関係代名詞が導く節は形容詞節で、名詞(先行詞)を修飾します。上の例で見れば、I know that he is an excellent baseball player. のthat以下(名詞節)はknow の目的語であり、He is one of the greatest baseball players that came from Japan. のthat以下(関係節)は先行詞playersを限定修飾する形容詞ですね。(ここが重要な点です。) 以上を要するに、関係代名詞thatと接続詞thatを区分する必要性は、「thatそのもの」にあるのではありません。そうでなく、それぞれのthatが導く「従属節とその働きの違い」が、関係代名詞thatと接続詞thatを分ける必要性を求めるわけです。これが、ご回答の骨子です。

lknrkn_34
質問者

お礼

改めてthatが形容詞と、名詞の働きがあることを再確認できました

回答No.1

言語学・英語学の世界では that は時制節をとる従属接続詞(もっと専門的に言えば補文標識 complementizer)です。 しかしこれは英語を学ぶ中学生や高校生のことは全く考えていません。 学問的に正しいことと、それが英語を身につけることに役立つかどうかは全く別のことです。 同様に、疑問詞の who と関係代名詞の who は言語学・英語学の世界では同じものです。 しかしこれは英語を学ぶ中学生や高校生のことは全く考えていません。 学問的に正しいことと、それが英語を身につけることに役立つかどうかは全く別のことです。 同様に、as ~ as の右の as と 左の as は品詞が違うという議論がありますが、これは英語を学ぶ中学生や高校生のことは全く考えていません。 as 形容詞・副詞 as で同等比較と教えるべきです。 学問的に正しいことと、それが英語を身につけることに役立つかどうかは全く別のことです。

lknrkn_34
質問者

お礼

中学生や高校生はいいので、Toeic的な大人向けの説明がほしいです

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