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接続詞と関係詞の違い。
文型はわかるのですが、接続詞と関係詞の特徴、違いがわかりません。 使い方は、 that以下が前の名詞の内容説明→接続詞 that以下が前の名詞の内容には関係ない→関係代名詞 となると思うのですが、使いどころがいまいちわかりません・・・ 宜しくお願いします
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はじめまして。 ご質問1: <that以下が前の名詞の内容説明→接続詞> 1.このthatは「同格」と呼ばれる用法です。 2.つまり、「前の名詞=that~」の関係になっています。 3.名詞と同じ働きをするので、同格の接続詞thatは「名詞節」と呼ばれます。 例: I know the fact that you don’t know it. 「あなたがそれを知らない、ということを私は知っている」 ここでは the fact「事実」=that you don’t know it「あなたがそれを知らない(という)」 という同格関係にあります。 4.また、接続詞の中の文章を文法的に分解すると、 you:主語S don’t know:目的語をとる他動詞V it:目的語O となり、SVOの第3文型として「文が完成」しています。 ご質問2: <that以下が前の名詞の内容には関係ない→関係代名詞> 1.関係代名詞のthatは同格にはなりません。 2.つまり、「前の名詞(先行詞)≠that~」の関係になっています。 3.関係詞は先行詞である名詞を修飾するので、「形容詞節」と呼ばれます。 例: I know the fact that you don’t know. 「あなたが知らない事実を、私は知っている」 ここでは the fact「事実」←that you don’t know「あなたが知らない(ところの)」 という修飾関係にあります。 3.関係代名詞は本来完成した文の中の主語・目的語などの名詞を、先行詞として前置したものです。 例: You don’t know the fact. 「あなたはその事実を知らない」 →the fact that you don’t know 「あなたが知らない事実」 4.従って、先行詞をthat節内に戻すと文が完成します。 the fact that you don’t know. →you don’t know the fact. 5.つまり関係詞節内は、文の主要素が足りない、「不完全な文」となります。上記のthat節内を文法的に分解すると、 you:主語S don’t know:目的語をとる他動詞V となり、SV(O)の第3文型になるはずなのに、目的語がありません。目的語は先行詞としてthatの前に置かれているからです。 以上が接続詞thatと関係代名詞thatの大まかな使い分けです。 ご参考までに。
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- go_urn
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こんにちは! 重要な違いです。これが分かると分からないでは大きな差がでます。 1)The fact that【he told me a lie】upset me. 2)The fact that【he told me】upset me. 1)が接続詞の that で、that he told me a lie は名詞節となり、この場合は、fact と【同格】と言います。 the fact = that he told me a lie ということです。 彼が私に嘘をついたという事実がわたしを狼狽させた。 ですね。 2)が関係代名詞の that です。これは形容詞節で fact を修飾しています。 【the fact】←(修飾)-【that he told me】 です。彼が私に告げた事実、という意味になります。全体で 彼が私に告げた事実がわたしを狼狽させた。 となりますね。 受験的な見分け方は 1)の that 以下は完全な文になる(he told me a lieは完全な文です。) 2)の that 以下は不完全な文になる(he told me は、直接目的語のない不完全な文です。) と言われています。しかし、それぞれ5つくらいの例文(辞書の that のところに挙げられているでしょう)について、仔細に調べてみて下さい。わりに早く感覚がつかめると思いますよ。 以上、ご参考になれば幸いです!