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経済数学の試験、アクチュアリについて
経済数学の試験にアクチュアリというものがあり、もう長年行われているようですが、全く知りませんでした。経済分野に全般にまたがって分野分けされていますが、その中で”数学”という科目分野があり、過去問などを見ながら演習しています。なるほど、なるほどと過去問・解答例を鑑賞しているところですが、以下の点についてお尋ねします。 1.何を覚えて、何を覚えなくてもいいのかが分かりにくい感じがしています。 例えば、最小自乗法による回帰計算ですが、実際に計算させる問題が出ています。その場合、ちょっと時間をかければ係数の式を誘導することは何も見ないでできますが、それでは遅くて結果を覚えておくベキなのでしょうか。あるいは正規分布や○○分布の正確な式を覚えておく必要があるのでしょうか。 2.どこかに出題範囲の全体が示されているでしょうか。過去問を見ると割と似たような問題が出ているなあと思っていたら、これも出すのか、みたいな問題もあります。統計でも順序統計の出題がありました。これも出るかと思いましたが。また、確率統計とその周辺の線形代数が出ていますが、微分積分学とか解析系は少ないと言えそうです。 3.受験に対する年齢制限とか面接による受験の動機とかあるのでしょうか。私は脳トレというイメージでやろかと思っているのですが。 4.数学だけ受けるという受験はできるのでしょうか。その他の分野は経済用語の問題なのでちがうかなと思っていますが、数学っぽい感じの出題もあるようなのでどういう風に区分けされているのだろうと思いますが。 また、勉強のやり方の指南書などあれば教えて頂きたいのですが。 こういうことにコンを詰めるというのは刺激があっていいなと思っています。競争試験ではないようなので受けてみようかと思っているところですが。 よろしくお願いします。
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- hue2011
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アクチュアリーというのは生命保険の危険を判断するための能力を保証して、正会員、準会員、研究員という3段階の資格状態を示すものです。 1.何の知識がいるでしょうか、というなら推計をしますからそれの数学知識ですね。最小二乗法なんていうのは末端のテクニックであって理論とは関係ありません。統計と確率です。個々の正確な式を覚えるのは結構ですけど、その前にこれにはこの手法が必要だ、対峙するやりかたをとるべきだという判断が必要なんです。 いまはR言語なんていうものでかなりの複雑な統計計算や推論ができますので、細かい計算なんかはあまり気にする必要は有りません。 2.ですが、いまいいましたR言語の世界のことを想定してもらい、その範囲ではなにが出るかわかりません。 3.年齢制限はありません。 4.そもそも1次試験で5科目ありますけど、全部一遍にとる必要はありません。 ぽつぽつ受けることは自由です。どれか一つ合格したらその科目の合格はずっと有効です。 全部合格してはじめて2次試験にいけてこちらは3科目です。 こちらの2次試験をみたらその科目は生保、損保、年金ですからそれが4の回答になるかと思います。また1次試験は数学以外は生保数理、損保数理、年金数理、会計・経済・投資理論ですから粒度は見えると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。最小二乗法はとにかく、そういう風に決めましょうというぐらいのことなのですが、過去問で具体的に回帰計算をさせている問題がありました。具体的なデータを与えて集計させています。電卓持ち込み可ということなのですが。覚えていないと式を誘導する時間がロスになりますね。 また、”数学の知識”というのはある種の分かりにくさがあります。数学は演繹できる部分もあるから、最低限の知識から導出できるという面があります。だから、全部を覚える必要がない、となります。ただし、それも程度もん、ということも言えるわけですね。大学入試の数学の問題に対して結局、攻略法は解法の暗記だと宣言している人もいました。 設問に対する解答時間はどのようになっているのかが重要なようですね。また、具体的ですが、正規分布の式は覚えることになるのでしょうか。 また、Rのことを引き合いに出すとしたら、Rが無かったころの試験とこの10数年ぐらいRが一般化してからの試験とは傾向が違うということになるのでしょうか。今後、計算はRを使ってもよい何てことになるとしたら、Rの操作力を鍛えることになりますが。あるいはmaximaとか。