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楠木正成の古文書
縁あって手に入れたものですが、楠木正成の菩提寺である観心寺にあてたものとはわかるのですが、それ以外意味がさっぱりわかりません。どなたかアドバイスをいただけませんでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
なんとか読めるのですが、初心者なので意味が全く分かりません。 正成が観心寺の御使者に持たせた書状のようです。 当寺並びに寺領等に於いて、官兵の狼藉有るべからず申す事、令当申進(まさに申進せしめ)候、此の上は弥(いよいよ)可令○(この個所が分かりません)御祈祷の忠勤賜り候哉、恐惶謹言 正月五日 左衛門尉正成 進上 観心寺 御使者 なんらかのヒントになれば幸いです。
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- kouki-koureisya
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回答No.2
#1です。 私の拙い読みが少しお役に立てたようで嬉しいです。 実は、ネットで独学し始めたばかりの初心者です。 1.令当申進候の“当”は合っていると思います。 奈良文化財研究所, 東京大学史料編纂所の「くずし字検索」で調べてみたのですが、多分「当」と思います。 そこで「まさに」と読みました。 くずし字検索 http://r-jiten.nabunken.go.jp/ichiran.php 2.狼藉□事は、申事としたのは私の間違いのようです。 「申進候」の「申」と比べても、おかしいです。 タテ棒の下部が妙に曲がっていますから、おかしいと思っていましたが、「事」に続けるために曲げたと解釈しました。 3.可令抽は「抽」なのですね。 勉強になりました。私には、初めての字なので読み方が分かりません。 4.「御侍者」とは、「寺で,住職や高僧に仕えて雑用をつとめる者」なのですね。 全く知りませんでした。御蔭さまでよい勉強になりました。
質問者
お礼
こちらも勉強になりました。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。なんとかここまでわかってきました。 当寺并於寺領等不可 有官兵之狼藉□(申カ)事 令□申進候此上者弥 可令抽御祈祷之忠勤 賜候哉恐惶謹言 正月五日 左兵衛尉正成(花押) 進上 観心寺 御侍者
補足
□の部分がわかりました。鎌倉時代の文献に、和泉久米田寺宛に同日に楠木正成が出したと思われる、内容が一字一句違わない古文書の文面が掲載されておりました。 1.由 2.旨 令旨には(護良親王)となっていました。 狼藉などないように護良親王に申しておくのようです。 一番最後は御持者になってました。 m(_ _)m