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4連アンギュラ玉軸受の与圧について
- 7204でアンギュラベアリングDBTを使用する際の与圧はどれくらいになるのか?
- 4連のアンギュラベアリング7004の与圧440Nは大きすぎるのか?
- 回転精度を高めるためには与圧量を減少させる方法はあるのか?
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余計な話かも知れないが >特注で4連のアンギュラベアリング7004をDBT・・・ 2列の組合せは各メーカー共通ですが この呼び方はNSK・koyoの呼び方です 各メーカー毎で呼び方が変わります。 例 3列 DBD NSK・Koyo 3列 DBT NTN 3列 FFB NACHI 4列 DBT NSK・Koyo 4列 DBTT NTN 4列 FFFB NACHI 例のごとく混乱する場合もあります。 >1)これを7204で同じようにDBTで使う時、与圧はどの程度になりますでしょうか? 2)7004の4連で440Nというと大きすぎるような気がするのですが 予圧の設定は発注時に指定します 種類としては 微予圧(E)< 軽予圧(L)< 中予圧(M)< 重予圧(H) に分類されるが 寸法で指定する場合もあります。 定位置・定圧によっても選び方は変わります。 大前提として 必用とされる負荷に対する剛性 回転速度 許容できる温度上昇 潤滑方式 その他(寸法関係など) 上記ぐらいの情報が無ければ設定は困難だと思われます。 例として手元の資料より 予圧量(DB・DF) E L M H 7004C 50 100 195 295 7204C 70 145 295 490 資料は接触角C(15度)なので今回(30度)なら440Nは問題ないと想像します。 もう一つ余計な話 予圧量の測定方法はメーカーによって微妙に違いがあります。 基本的に現物で比較確認する方が安心です。 高回転の場合 予圧量は低めに設定して下さい 特に定位置の予圧だと発熱量が大きくなる度合いが大です DB-DT など間に距離を設けることも発熱対策には有効です。 予圧量の表を発見 http://eb-cat.ds-navi.co.jp/jpn/jtekt/tech/eb/info/08/8_2_1.htm (軸受の知識) http://eb-cat.ds-navi.co.jp/jpn/jtekt/tech/eb/info/info1.html
下記資料からの引用です。詳細は資料を参照下さい。 組み合わせ軸受は予圧を与えて用いることが多いが、予圧荷重の大きさは回 転による軸受温度上昇、起動トルク、回転トルク、騒音更に軸受寿命にも影 響を及ぼすので必要以上予圧を大きくすることを避け、適正な予圧を与える ようにしなければならない。 単列のアキシャル変位量δaはアキシャル荷重Faによりδa=cFa^(2/3) で与えられる。DBT配列に応じたアキシャル変位量を求め、アキシャル荷重と の予圧線図を描いて、適正な予圧荷重を決めます。 7004をDBTで与圧440Nは、すきま(δa+δb)を想定すれば 単列220N相当ですから、重(H)予圧になると思います。
1)2) 使用条件(回転速度,軸にかかる負荷)によってケース・バイ・ケース であると考えます。 ベアリングメーカに使用条件を提示して回答を得ることをお勧めします。 3) ガタ(予圧ゼロ)でない(=予圧を加える)のであれば、予圧量と回転 精度はそれほど関連が強くないと考えます。 あくまでも回転精度は、ベアリング、筐体、回転体の精度に大きく依存す ると考えます。 因みに、ベアリングの場合 「予圧」 と書きます。
補足
ご返信いただきありがとうございます。 「予圧」ですね、、すみません。 なるほど、ゼロでなければあまり変わらないというのは納得いたしました。
補足
ご返信いただきありがとうございます。 NSKにこんなテクニカルレポートがあるんですね! ちょっと印刷してじっくり読んでみたいと思います。 ありがとうございます。