- ベストアンサー
直角度と振れ(軸方向)の違いについて教えてください
- 新入社員が図面の作成について疑問を抱いています。立方体の図面で、めねじ中心線をデータム軸Dを取り、密着面に振れを0.1として指示している箇所があります。しかし、データム軸Dを取り、密着面に直角度を0.1としても同じな気がします。回転の有無で振れにする必要があるのでしょうか?
- 質問者は新入社員であり、図面の作成について疑問を持っています。立方体の図面で、めねじ中心線をデータム軸Dを取り、密着面に振れ0.1を指示している箇所があります。同じくデータム軸Dを取り、密着面に直角度0.1を指示しても同じ意味ではないのでしょうか?回転の有無で振れにする理由があるのでしょうか?
- 新入社員が図面の作成について疑問を抱いています。立方体の図面で、めねじ中心線をデータム軸Dを取り、密着面に振れ0.1として指示している箇所があります。しかし、データム軸Dを取り、密着面に直角度0.1としても同じな気がします。回転の有無で振れにする必要があるのでしょうか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
詳細な内容を以下のマンガ絵を利用して、記述下さい。 特に、密着面が???です。 密着面は→面ですか? ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ →┃ ┃ ┃ ┃ D ┣━━━━━━━━━━━┓ ┃ │ ┠───────────┻━━┓ ┃ │ ┃ ┃╲ ┃ ▲ ┃ ┃ ╲ ┃ ─────╂──-────────-───╂─>──-──╂── ┃ ┃ ╱ ┃ ┃ ┃╱ ┃ ┠───────────┳━━┛ ┃ ┣━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ それと。参考に幾何公差のURLを以下に記しておきます。 もし、上図の如くでしたら、振れは0.1幅で波打ちが円筒端面全体にあるとなります。 (φ**全体にです) 直角度は、図面で見ている向きで、端面の傾きレンジが0.1です。 (円筒なんで、図面の見ている向きは特定できませんが、一方方向でとなります) 幾何公差の記述方法で、見ている側でなく、どの方向でもの場合にφを付けますが、 今回の場合の直角度に対しての記載方法は判りませんが、もしその方法ができれば、 振れの意味により近づく事になると考えます。 二つの問題を含んでします。 一つは、波打ちが振れで、直角度は線の傾きが基本的な指示方法です。 もう一つは、直角度記号/D/φ0.1のような記入事例を見た事がありません。 中心線データム基準 ⇒ 面の直角度ではφを使用の記入事例はなく、意味も??です。 面がデータム基準 ⇒ 中心線 的な内容での記入事例はよく見かけますが。 以上、二つの問題で、一緒とはいかなく、使い分けをすべきと考えます。 それか、振れと直角度の併記をするかです。 上述のURLで、傾きと振れの内容記述とマンガ絵をよく確認してみて下さい。 傾きは 振れは ─────────── ◠◡◠◡◠◡◠◡◠◡◠◡◠◡◠◡◠◡◠◡ の傾斜を幅で表している のトップとアンダーの差を表している ので、基本的に異なる。それに加えφの描き方もしないです。 それと、ねじ底にも記入はあまりしませんよ。
その他の回答 (6)
回答(1)の者です。 他の回答者も記述していますが、実用性がない箇所での実用性がない内容の質問と なっています。 小生がマンガ絵で描いた → 部なら多少は判るのですが、やはり実用性がない内容 事になります。 でも、判らなければ質問したくなるので問題はないのですが、そろそろ閉じたら如何でしょう。
仕事上 図面を書くより見る枚数のほうが多いのだが 主軸関係の図面などでは「振れと平面度」を規定する図面が一般的だと思う。 この場合の単位は 直角度ならば 0.1度?振れなら 0,1mm? 勘違いが起こる事もある様に思える。 加工の立場で考えるなら 振れとしてもらう方が理解しやすいし加工の流れとしても途中の確認が容易と思う。 軸に対する平面の傾向も中凹・中凸が求められる事も多く(通常多くは中凹だが) 角度で縛るにも傾向付けには直角度より傾斜度が適している。 回答 3)さんも触れておられるがネジで締結する場合 底面であっても 鍔であっても密着面とネジの直角度が問題となるのだが、平面の密着を 優先するならネジはある程度「ガタ」にしなければ問題となる事が多い この点は全面的に賛同したい。 MCのツールとプルスタッドの関係のように ネジはガタで同軸はインローで直角は鍔で拘束するのが合理的と考える。 ※回答 1)さんの作図には思わず拍手。
お礼
ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
データム指示の主旨は 指示した人でないとわかりませんが 直角度と振れの違いを説明します 結論から先に言います 公差値が同じの場合に 直角度で合格した場合には 振れも合格しますが 振れで合格した場合には 直角度が不合格になる場合があります 直角度は幾何公差の対称となる形体がデータムに理論的に直角の 公差値だけ離れた平行2平面の間にあることを要求されています 振れの場合には幾何公差の対称となる形体と データム直線を中心にした円筒が交差したときに出来る稜線が 公差値だけ離れた平行2平面の間にあることを要求されています 同じように聞こえますが、この操作を円筒の直径を変えて繰り返し行います その度に判定用の平行2平面を設定しなおすことが出来ます ですから、対称となる形体が球面の時や、円錐面のときも 振れ公差では合格となります 直角度では球面、円錐面は不合格です お分かりいただけ増したか 質問者の理解では幾何特性の「振れ」は他の幾何特性と一緒でないと仕事が出来ないように思われてしまいます 対象となる形体がデータムに直角で公差値だけ離れた平行2平面の間に入ってほしい場合に「振れ」ではなく「直角度」又は「全振れ」で指示をします 2つの幾何特性を使って指示する必要はありません 間違いではありませんがしないほうがいいでしょう この場合には「振れ」では形体の形状誤差を目的に合わせて規制できないだけで他に使い方があります 例えば、円錐形を中心軸で回転させて カム面として使用する場合には「振れ」特性でしか指示することができません
補足
ご回答ありがとうございます。レスポンス遅くなってしまい申し訳ありません。 <その度に判定用の平行2平面を設定しなおすことが出来ます ですから、対称となる形体が球面の時や、円錐面のときも 振れ公差では合格となります 上記の点がよくわかりません。直角度は傾き最大が0.1まで許容するということですか?対象形態が高さが0.1の円錐だと端から中心線までで0.1傾きが出るので、直角度としては0.2となってしまうということでしょうか? 一方振れはとにかくデータム直線を中心にした円筒が交差したときに出来る稜線が幅0.1の2平面内に収まってればいいので、高さ0.1の円錐でも成り立ってしまう。そう考えると納得がいきます。 すみません。おっしゃっていることが分かりました。 振れでは、1つの円周上での公差幅を指示しているだけで、公差幅の中心位置は指定しない。なので、測定する円周が変わっても振れの上下の幅が公差内に入っていればよしとする。そのため、円錐や球などの径方向に対して面の傾きが変化する形体でも円周方向の傾きが一定であれば振れではOKとなってしまう。 そのため、振れと平面度を指定すると良いということですね。 ということでよろしかったですか?
┃ □□□--→┃ ┃ A ┃ ↓ ┃ ━━━━━━━━━┗━━━━━ 溶接などで(XZ平面の断面図) 上記の場合 直角度 で指示した場合 YZの倒れは 見ない 振れは使わないけど 溶接したものが○ものだったら 暗黙的にYZ方向の倒れも見るけどね ○ものの場合 どこが XZ方向かYZ方向かの区別がないから 「振れ」の「直角度」区別がつかない 質問の場合 外形は立方体なので 図面の読む人によって変わるといけないので 振れにしてあるんだと思うけど ネジ部にデータム飛ばすと測るの大変だから ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ D----→┃ ┃ ┣━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┠───────────┻━━┓ ┃ ┃ ⇒┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ─────╂──-────────-───╂─ ──-─ ╂── ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┠───────────┳━━┛ ┃ ┣━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ こうデータム飛ばしたほうがいいと思う
お礼
ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
補足
ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
形が2つ考えられる ・めねじのサイズがM20以下程度でタップ加工。底がフラット。 ・もっと大サイズのねじで旋盤加工。ネジ蓋のイメージ。 両者でかなり様相が違ってくる。前者で底を密着させる必要性が考えにくい。 後者で立方体というのがすこし引っかかるが、こちらであるとする。 >おねじ端面が密着面にぶつかった時しっかりと密着すること を指示 機能を考えるに至極真っ当である。 密着性を確保するには、ねじの勘合がガタなほど容易になる。設計でそれを数値としてイチイチ計算するのも面倒だからっと「0.1」は エイャー だね? 苦労するのは・・・ どうやって検査するの? 雄ねじの芯を見出すの難しいけど、雌ねじは見えないから更に難しいよ! これ考えない図面を書く設計者って・・・・の嘆きが 図面の書き方は振れでも直角度でもよいと思うけど、密着させたいという願いはねじ軸基準で底面の振れの方がよく伝わりそう。 測定して数値で出すのは困難極めるから、丁寧にやるなら相手部品と組合わせての機能検査。 更にスマートに検査冶具を作り、密着具合を数値で測る手もある。 なので公差は『希望小売価格』として見て見ぬ振り・・・ノー検パスが相場? 加工ではねじと底面の『同芯・同時加工』を保てば測定は不要。工程管理書にこれを書き間接的に品質を維持することも普通に行われる。
お礼
ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。 ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
こんばんは >めねじ中心線をデータム軸Dを取り、密着面に「Dに対し、振れ0.1」を幾何交差として指示している箇所があります。 >この場合、データム軸Dを取り、密着面に「Dに対し、直角度0.1」としても同じ気がするのですが、どう違うのでしょう? 「振れ」と「直角度」は違うと思います。 振れは指示面の任意の位置個々に適用され、直角度は指示面全面に適用されると思います。 ※振れが「全振れ」なら同じ意味になろうかと思います。 >回転の有無で振れにしないといけない理由があるのでしょうか? 解釈の違いもあるかと思いますが、JISの定義の、振れと全振れには回転 体云々とありますが、直角度にはありません。 また直角度の定義には、回転体に使ってはいけないとう文面は無いので回転 体にも使われるのが普通だと思います。 ※JISB0621の4.定義を参照して下さい。
補足
早々のご回答ありがとうございます。 密着面の記述が不明確で申し訳ありません。以下の通りです。(めねじ部は短く、その先の平面が密着面となってます。図の⇒面) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ D ┣━━━━━━━━━━━┓ ┃ │ ┠───────────┻━━┓ ┃ │ ┃ ⇒┃ ┃ ▲ ┃ ┃ ┃ ─────╂──-────────-───╂─ ──-─ ╂── ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┠───────────┳━━┛ ┃ ┣━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ つまり、直角度は幾何交差表記が 直角度記号/D/0.1の場合は、端面の任意の1直線の傾きしか規定できず、 直角度記号/D/φ0.1の場合は、端面の全体の傾きを規定できるということで良かったですか? だとしたら、直角度記号/D/φ0.1の場合と振れは全く一緒のように思うのですが、そこの違いはどうなのでしょうか? ご回答ありがとうございます。 確認したいのですが、直角度はデータムを軸と面両方とれる。データム軸の場合、直角度の指示する形体は2直線間に規制され、データム面の場合規制が2平面内になる。よって、面全体の直角度を指示する場合はデータムを面とする必要があるため、データムが中心線で直角度記号/D/φ0.1のような記入はしない。 ということでよろしいでしょうか?