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同軸度とは?図示方法と注意点を教えてください
- 同軸度とは、機械側のスピンドルとパーツの先端の円筒部分がいかに同じ軸上にあるかを示す指標です。
- 同軸度を正確に示すためには、テーパ部分にデータムを設定することで計測することが一般的です。
- 図示方法には中心線上にテーパと先端部以外の全ての部分の同軸を示す方法と、データムを使用してテーパ部分の同軸を示す方法があります。
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斜めに立ててはいけません。 テーパ部が表示されているのですから、該テーパ部の外郭線あるいは内面線にテーパ部の中心線と直角に補助線を記入して表示します。 検査方法を指定しているのではないのですから基準を都合で移動してはなりませんし、表示がし難いときには言葉で記入するしかありません。貴方の意図した事を確実に伝えるためです。 >同軸度を指定する段階では図面上にテーパ部が表現されているいるので >該テーパ部が雄テーパであれば外形を構成する外郭線、雌テーパであれば断面で表示した内形を構成する内面線を基点に。 >テーパ部の中心線に対して直角に補助線を描いて表示する。 と言う事です。 言葉が足りなくて失礼しました。
同軸度を円筒部とテーパ部に指示したいのであれば、やはりデータム基準は円筒部にすべきと思います。 テーパ部をデータムにすると、基準が決まらないと思います。 なぜなら、テーパ部を任意に輪切りした断面が基準と言うのはおかしいと思います。 円筒部を基準にして、テーパ部の任意に輪切りした部分が同軸であることを検査する方が理にかなっているのと考えます。 ここで、図面の指示の仕方ですが、この場合は軸線に対して同軸を謳いたいはずなので、必ずデータムや幾何公差の矢は寸法線に重ねなる必要があります。 上記のような、幾何公差や図面の基礎知識について知りたいのであれば、最近出版された「図面って、どない描くねん!」がお勧めです。 教科書のように解かりにくいものではなく、より実務に沿った内容ですので、図面の知識に自信ない方は一度書店で見てはいかがでしょうか? 変なタイトルのわりに、内容はしっかりしていて読んでいて楽しかったですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 分かりやすくて、納得しました。 確かに円筒部を基準にしたほうが素直ですね。 「図面って、どない描くねん!」、おもしろそうなので、 書店で探してみます。 ほんとにすごいタイトルですね。楽しみです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 斜めに立ててはいけないのですね。 ご回答いただいた内容ですが、 ちょっと私には難しくて、補足お願いしたいです。 >テーパ部が表示されているのですから、 >該テーパ部の外郭線あるいは内面線に >テーパ部の中心線と直角に補助線を記入して表示します。 外郭線、内面線とはどれを指すんでしょうか? 補助線とデータムの感じがよくつかめません。 お手数ですが、よろしくお願いします。