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図面の書き方と要件について
- 図面の読み方について質問です。ビルの外径をデータムA、ビルの上面をデータムB、ビルの中心と真北に線を引きそこをデータムCとします。平面図でビルに出窓があった場合、データムCから理論的に正確な寸法で平坦に加工するとします。このような図面の書き方は、有りでしょうか?
- 図面は見せられないため、簡単に説明します。図面を円柱のビルに例えて質問します。ビルの外径をデータムA、ビルの上面をデータムB、ビルの中心と真北に線を引きそこをデータムCとします。平面図でビルに出窓があった場合、データムCから理論的に正確な寸法で平坦に加工するとします。このような図面の書き方は、有りでしょうか?
- 図面の読み方について質問です。ビルの外径をデータムA、ビルの上面をデータムB、ビルの中心と真北に線を引きそこをデータムCとします。平面図でビルに出窓があった場合、データムCから理論的に正確な寸法で平坦に加工するとします。このような図面の書き方は、有りでしょうか?
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データム基準の設定方法は???な内容もありますが、以下のURL資料にて “平面度公差”や“傾斜度公差”、“面の輪郭度公差”を確認して、内容 の把握をして下さい。 さて、形状が円筒ならデータム基準は、外径より中心線とする事例が多い ようですが、今のような幾何公差ができた当初には多様な記入事例が氾濫 して、小生も混乱した事を覚えています。 図面は“手紙”なので、誤記よりは表現方法が曖昧で意味が確定できない 方がベターです。確認すればOKですから。 出窓取付や加工精度に特別な注意が必要なのは判るので、後は図面の問い 合わせで確認して下さい。 検証や承認等の指導なら、記入事例に沿って指導して下さい。 理解と描き方は、URL資料を確認して下さい。
データムは指示方法によって,基準が異なります。ビルの外径をデータムA はビルの円筒面を基準にすると意味を持たないので,おそらく中心軸線だと 思います(この場合データム記号を挟んだ径の指示線に矢印線を用いる)。 ビルの上面をデータムBとするとBに対し,出窓の加工面は90°の角度を 有しています。90°の角度指示表記はありますか?角度表記があれば間違 いではありませんが,直角度のほうが分かり易いと思います。 ビルの中心と真北に線を引きそこをデータムC,Cに対し出窓の加工面(また は中心線)の角度指示はされていますか? なお輪郭度は単独形体で円筒形状からのズレを示すもので,データムは存在 しません。 ?データムCと出窓の加工面は500±0.35mm(平面または円筒の輪郭度 から)。 出窓中心線は北向き線(データムC)と出窓の加工面は平行ですか? ?だとすれば北向き線(C)からの傾斜度0.3mmになります。出窓の幅に対し 0.3mmの傾斜を許容します。Aに対する傾斜度0.3mmは出窓の高さに対し 0.3mmの傾斜を許容します。 ?出窓の幅および高さ方向に平面度公差0.1mm ?の範囲の中で?および?を満足すると言う解釈です。 本来平面度や輪郭度は形状の誤差を示す単独形体であり,傾斜度のみがデータ ムを有する関連形体です。ここでは輪郭度に理論寸法を与えて(位置度に近 い)関連形体の様に扱っている特異な例だと思います。
お礼
ありがとうございます。 私も輪郭度は形状の誤差を示す単独形体と思ってましたが 形状公差にも線と面の輪郭度は単独形体と関連形体があるようです。 JIS B 0021 の18.8にデータムに関連した面の輪郭度交差の定義が載ってました。
補足
データムAは円柱の中心線です。 データムCは円柱の上面に穴があり、穴の中心と円柱の中心に線を引いたものです。そこから理論的に正確な寸法指示があります。 しかし、データムBに対し90°の指定、記号はありません。 中心線からの理論的に正確な寸法指示がありますが、これは面の輪郭度交差に関係があるのでしょうか? ここでは出窓の位置を中心から500mmにあるのが基準でそこから±公差値の50%と考えていいのでしょうか? また、平坦な面でも面の輪郭度交差を使う時があるのでしょうか?
いくつか疑問がありますのでそこからお話しをします データムAは円柱の”外径”ですか?データムになりますか?小生には理解できません 同様に”外面”もデータムになりません データムCは”線を引いて”ですか?データムは実体(形体もしくは形体から導き出した誘導体)がないとデータムになりません ”平面度公差 0.1mm以内” 対象の形体は出窓ですか? ”傾斜度公差 0.3mm以内” どの面からの傾斜度ですか?角度の数値はは理論的に正確な寸法指示が出来ていますか?データムは先ほど示した疑問を解消していただかないと、理解できません 公差域は公差値の直径を持つ球体を、中心を対称面に合わせて移動した時にできる包絡面の間ですから、±公差値の50%と理解してください ”輪郭度公差”も傾斜度と同じ疑問があります 公差域も同様です 情報のキャッチボールをしながら理解を深めませんか? 問題点が明確になってきました データムに関しては理解できました 出窓の平面度も了解です 質問者の解釈で問題ありません 面の輪郭度公差を先に説明します 面の輪郭度はあらゆる形体に適用が可能ですから、その中に平面も含まれます 面の輪郭度公差の許容値は0.7mmで基準となる面の位置が中心から500mmに理論的に正確な寸法指示がありますので、出窓は平面度で凹凸が0.1mm以内に指示されていますので、面の輪郭度で±0.35mmの範囲に凹凸を含めて収まる必要があります 傾斜度公差は必ず角度を指示した数値を理論的に正確な寸法として指示する必要があります 何処にありますか? 何もかかれていなくて傾斜度の指示があるなら、それは直角度公差となりますが、直角も傾斜のひとつか考えれないことはありませんので、あながち間違いともいえません 以上の3つの幾何公差指示による出窓面の適合条件は 面の凹凸は0.1mm以内に収まること 面の傾きは凹凸を含めて0.3mm以内に収まること 面の位置は凹凸、傾きを含めて500±0.35mmに収まること 以上の3項目全てが成立することとなります
お礼
分りやすい回答をありがとうございます。 モヤモヤが解消されました。 大変勉強になりました。
補足
データムAは円柱の中心線です。 データムCは円柱の上面に穴があり、穴の中心と円柱の中心に線を引いたものです。そこから理論的に正確な寸法指示があります。 平面度公差 0.1mm以内” 対象の形体は出窓です。 傾斜度はデータムCからだと思います。 中心線からの理論的に正確な寸法指示がありますが、これは面の輪郭度交差に関係があるのでしょうか? ここでは出窓の位置を中心から500mmにあるのが基準でそこから±公差値の50%と考えていいのでしょうか? また、平坦な面でも面の輪郭度交差を使う時があるのでしょうか?
補足
データムの設定方法は質問1、2に補足してあります。 分りにくくてすいませんでした。 実際には対象の加工物がすでにあり、その一部の面(出窓)を修理によって加工する作業です。 実際の工作機械のセットアップ方法が0.02mmの振れでとビルの外径、上面、トップ穴(真北)と明記されているので勘違いしました。