- ベストアンサー
二面拘束タイプの主軸について
- ノーマルと2面拘束ホルダーを使い分けている現状
- 2面拘束ホルダーによる石膏の堆積が精度に影響する可能性
- BTホルダーとBBTホルダーの使い分けによる影響について
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
BBTにて統一する方がよいでしょう。 理由はBBTはフランジ端面で保持をする事で剛性を上げると言うコンセプトです。 通常のBTと混合すれば端面に異物が付く事は普通に考えられます。 通常は工具交換時にエアーである程度は落とせますが、端面は手動でないと掃除出来ない機械が過半数です。 混合すれば端面に付着した異物を更に圧着しかねないのでリスクが高くなります。 ましてBBT仕様でオプション追加購入された機械であれば尚更です。 と言ってもBBTは値段も高いですから一長一短です。 主軸の事を考えてあげるならBBT統一をオススメします。 >もう一度、教えてください。 >BTホルダーとBBTホルダーを使い分けると実際にどんな症状が発生するのでしょうか? >主軸に対する影響はどうでしょうか? >要因をもう一度理解したいので、よろしくお願い致します。 上記質問ですが、主軸と言ってもひと纏めにするのは難しいです。 ?主軸内部のテーパー面に対する傷 ??により起こる工具振れからの加工精度低下 ??により刃物の切れが悪くなり主軸負荷が上がりモーター負担が上がる。 ※石膏であれば大した影響はないですが。 上記は影響を簡単に考えた物ですが、全ての項目は異物混入からです。 異物混入はBBTが少ないと言うだけで「必ず」では有りません。 HSKであれBBTであれ、どのツールでも正しく使用してあげる事が肝心です。 例えばマガジン内部でも油が垂れてないか?ツールに異物が付着しやすくないか?と言う心配がありますよね? 投稿者さんの環境から考えるとツール交換時にATCドアからツールが出てきた時に粉塵が付着する可能性があります。 これはBBTでもBTでも同じ確率になります。 と言う事は先に粉塵対策を行う方が主軸への悪影響は少ないのではないでしょうか? ワークサイズも大きいので大型ツールだと推測するとATCも遅いと思います。 ☆現状でBBTに統一すればフランジ端面への粉塵は通常よりも付きにくい ☆現状でBTに統一すればホルダー代が安くなる ※両者ともATC時の粉塵混入の可能性がある。主軸への影響は同等 対策例:ATC前に集塵機での集塵時間を少し長めにするとか こんな感じかと思います。
その他の回答 (4)
うちではBT、BBT共に10年以上、混在させて使っています。 機械も12台有りますのでどちらかに統一させるのはコストが 掛かりすぎるためです。 私の意見としては今まで混在させて不具合は発生しておりません。 よって「絶対」は無いと言えますね。 ただし、BBT主軸に長年BTホルダーを使いBBTを使うと 端面の汚れから不具合が有るかも。 むしろ普段あまり使わないBBTホルダーは保存状態によって 端面が腐食するので工具の管理しだいと思います。
お礼
ご回答、誠にありがとうございます。 弊社では、コストよりも品質に合わせてホルダーを選定しております。 ワークが石膏だけに、微妙に違ってきます。品質的にBTとBBTの差がない場合 は別にBBTに拘りを持っていません。ロングツール使用の際でも、BBTが圧倒的に有利だと理論的には考えられそうですが、ホルダーバランス及び回転数や切削条件に応じて、微調整を行っています。石膏もサンエス石膏やTA75F、ノリタケ及びラファージュ石膏など複数あります。それは海外拠点に型を発送するため、現地に合わせている背景もありますので。 参考にさせていただきます。
各回答者さんご指摘の通りであり、「絶対に」BBTあるいはBTの 何れかに統一しなければいけません。 現状、BTホルダで不具合がなければ、こちらに統一された方が、 ツーリングメーカの選択肢が多く有用でしょう。 ちなみに、BBTorBTのどちらかに統一するにしても、主軸テーパ 部やATCマガジンポットに飛散・付着した粉は定期的に清掃する ことが不可欠です。 「自身なし」はアイコンの選択ミスです。 「自信あり」です。 >ただ「絶対に」とありますが、この絶対に値する事象や要因等 >ありましたら教えて頂けませんか? 他の回答者さんも言及されている通りです。、 BBTはホルダと主軸の端面同士が接触するので、異物の噛み込み はご法度であり、BTツールを混用すると端面との隙間により、 主軸端への切削粉の付着のリスクが高まります。 従って、主軸端面に気を使うのであればBBTツールのみ、そうで 無ければBTツールのみを用いることを強くお勧めします。 BBT主軸を標準仕様にしている工作機械メーカもあるようですが、 気を使いたくなければ、BTツールを用いれば問題ありません。 「絶対」と書きましたが勿論アドバイスであり強要はしません。 あくまでも個人の意見です。 因みに、機械の取扱い説明書に「BT/BT共用不可」と記載されている 場合、共用中に端面に切りくずを噛み込んだまま使用して、主軸を 痛めても保証範囲外になるかもしれません。 BBTツールをしばらく使用しないと、ホルダの端面が劣化する... これは大いに賛同します!
お礼
迅速な回答、誠に有難うございます。 了解しました。ホルダーの統一化を図ります。 ただ「絶対に」とありますが、この絶対に値する事象や要因等ありましたら 教えて頂けませんか? 具体的に真因をもう一度理解したいので。 清掃について ATC内や有人加工の際は、まめに清掃等行っていますが 夜間運転になると、どうにもならないですね。 帰り際でも清掃していますが、、、。 ありがとうございました。 参考に致します。 もう一度、bt/bbtかを再検討してみます。
機械としての掃除の容易さの面、エアー吹き、拭取り動作にしろBT統一の方が好ましいように思います。 ワークが石膏とのことで、剛性が必要でない面からも。 機械としてはグラファイト加工仕様の機械が好ましいでしょう。これを検討した経験があり、摺動面カバー内は僅かな加圧エアーを供給する策を記憶してるが、主軸周りの対策は、、、忘れました。。。(石膏よりは一般性あるが特殊仕様のため3割近く高い)
お礼
迅速な回答、誠にありがとうございました。 今後、統一方向で動きます。 ワークから削りだす型形状は、かなり複雑で高低差があります。 その為、荒加工ではφ30Fエンドミルのツール突出し245~310?と非常に ロングです。ただBTとBBTの検証試験結果では一概にもBBTが すべて良い結果になったわけではありませんでした。 品質に合わせると、仕上げではBTの方が良好でした。 (弊社ではATC内に洗浄エアーを設けています。)
弊社は鋳物やアルミ加工ですが、以前御社の様に混載していました。 加工中切粉が飛散し端面に切粉が付着して製品不良となりました。 そのため現在は統一しています。 やはり石膏の粉塵が堆積すると精度が落ちるでしょう。 ちなみに製品不良を出した時の加工交差はレンジで0.1でした。 0.03位交差外となりました。 統一したほうがよろしいとおもいます
お礼
迅速な回答、誠にありがとうございます。 今後統一する方向で動きます。 御社での事象は、弊社でも起こりうる事象です。 今後も検討していきます。
お礼
適切な回答、誠にありがとうございます。 ズバリその通りですね。統一方向でいきます。 ただ理論上は理解できます。 石膏のワークはかなりの大きさです。 1200*800*500サイズから型切削を行っています。 堆積粉じんについてもATCツール交換時の際 粉塵は舞っている状況です。集塵対策は 出来るだけ行いましたが、、、。 清掃も有人加工の際や帰り際でも行っています。 石膏なだけに、乾燥が不安定な時もあり、湿ったりしている 事もあります。今後も検討していきます。 たくさんのご指摘ありがとうございます。 正直粉塵対策で手を焼いているのが現状です。 上記の回答ですっきりしました。 ATCに関しては、多少ロスしてもタイマー制御(マクロ)的なプログラム を作成し、交換時を遅らせる(粉塵が落ち着く状態)様にします。 時間的には1分程度でOKですので、時間より品質を取るようにします。