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平行キーの使い分け
- 平行キーの使用方法について、半月や勾配の使い分けについては分かるが、片丸や両丸、角の使い分けについて教えてください。
- 平行キーの使い方には、半月や勾配の使い分けだけでなく、片丸や両丸、角の使い分けも重要です。
- 平行キーを選ぶ際には、片丸や両丸、角の特徴を理解し、用途に応じて使い分けることが大切です。
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平行キーの基本は (キーのせん断強度)>(安全率)×(使用トルクで発生するせん断力) であることですから,片丸や両丸、角の使い分けについてはとくに使い分け があると言うわけではありません。またせん断における有効断面は平行部分 で考えますので,機能面からの差異はありません。コスト面からは切りっ放 しの角が有利ですし,脱落しにくい構造は両丸です。回答(1)さんの言われる ように,キー溝の加工方法による使い分けはあります。
個人的に見た目だと言った本人です。 両丸のキーは軸の中間位置でボスを固定したい場合に多く使われます。 他の回答にもありますがゴミの問題や組み付けの容易さは分って頂けると思います。 先端がRだと組み付けもやり易いものです。 余談ですが 弊社ではオーバーホールなどで機械の組み立てをする事が多いのですが 分解してみると劣化(ヘタリ)の具合が良くわかります。 機械も20年も使うと思わぬ箇所に不具合が見受けられます。 同一の出力性能なのですが、変速機メーカーの軸径の変更で7~8年はどうも無いのに 10年過ぎると壊れる確率が多くなる機種がありました。 使われているキーは同一ですがベアリングを含む軸径の剛性に影響される場合もあります。 計算上は問題無くても、その機械がどれくらいの期間どの様な設置環境で どの様な使われ方をされるのか想像しながら設計して下さい。 十分なメンテナンスを望めない環境も多数あります。 ポイントを絞ってアドバイスする事も重要です。
No.28406 平行キー という質問を↓ 昨年11/17に、私がしましたが http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=195757&event=QE0004 回答を締め切るのも回答のお礼をするのも遅れしまったのを今、気づきました この回答の中に質問者の求めるところがあるかも知れませんので参考までに (もう一件、未締切の質問が1つ有りましたが皆さんもcheckしては?)
片丸キーの場合 キー溝をエンドミルで加工するときに、軸端及び段付軸の小径側で段の高さがキー溝の深さより大きい時には、片側がエンドミルの形状となり、反対側は開放となる。このようなキー溝にセットするキーは片丸キーです。 両丸キーの場合 キー溝をエンドミルで加工するときに、キー溝の両端がエンドミル形状となる時には、両丸キーを使います 角キーの場合 キー溝をメタルソーで加工すると両端は駆け上がりとなり、角キーを使います。 キーの端部の丸形状はキーとしての役割を充分に果しているわけではありませんので、すべての場合に角キーを使う設計者も居ます。 こんなところでいかがですか?
お礼
有難う御座います。 全ての場合に角キーを使う場合に問題点等はないんでしょうか?
お礼
有難う御座いました。 大変参考になりました。 やはり、見た目の要素が多そうですね。