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アイボルト用ねじ穴の位置について
- アイボルトの座面が密着できればOKか
- M16アイボルトを取付ける際のピッチは470でOKか
- 座面ギリギリではねじ穴が破れる可能性があるか
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吊り上げる物の重心が関係します 薄物や剛性の無い物の場合、隅で吊り上げれば中心部や端がたわむ フックとワイヤーの角度が大きくなるとアイボルトの座面に掛かる力も大きくなる。 対加重としては、出来るだけ重心部に近い所 バランスとしては一番隅が望ましい 結果的に四隅と重心(中心)の間でワイヤーの吊り下げ角度を考慮した 位置となるように思います。 機構上望ましい位置に吊金具が取り付けられない場合は専用吊具を使ったりします。 アイボルトの位置(角度)の事に触れておられましたが ワッシャー等を入れて角度を補正する事もあります。 リング部が回転するタイプもあります。 注意点として、ワイヤーを直接アイボルトに通さずシャックルを介して 吊り下げるように徹底した方がワイヤーの寿命がのびますよ。
その他の回答 (3)
おつかれさまです。 (3)さんがおっしゃられていますように、座面はねじピッチ未満の隙間をつくって(生じちゃって)いると思います。 座面が母材から出てしまっていると誰が見ても変ですので、最長ピッチで470mmになりますね。 吊り角度から母材へ掛かってくる相当剪断力を考慮してみるってところでしょうか。 (「はしあき量」の計算に準じてしまう) アイボルトより強度がない物を吊る場合、めねじ山の剪断応力度は要チェックです。 たとえ4点吊りであっても、少なくとも3点吊りになってしまう状況を考えます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに、現場を見ると座面をわずかに浮かせて作業されていました。 (締め付けてしまうと、アイボルトの向きが合わない) これまでは耐加重とアイボルトのサイズのみに注意していましたが、ねじ山が破損することも考えると安全ですね。(4点吊りが3点吊になってしまう状況) アイボルト・対象物(めねじ)についての強度計算など、勉強したいと考えます。
理論上は座面を密着させて使うべきでしょうが まず100%現場では浮かして使ってます 理由 向きがあるから・・・組み図(絵では)では平行にできますが実際には平行にならないから 座面受を受けないと持たないような設計は避けるべきです 質問ですが座面径30 で 穴中心が 短面より15ならぜんぜん平気です たまに見る ねじ M16 15-8= 7mm です 材質S45C 短面15x15 M16 M16の穴の中に10tの力をかける と 安全率2なので(強度解析ソフトを使った S45C) 参考に 静荷重なので実際に運用するのなら5t以下ぐらいですかね よく設計で言われる3mmで解析してみると同条件で 安全率1.2になりました 短面11x11 M16 結構薄くてももつものですよ Iボルトほうの計算はしてません・・・ 多分 Iボルト方が小さな荷重で曲がると思います M16の引っ張り(すっぽ抜け)も計算してません 多分この耐荷重が一番小さいような気がします
お礼
ご回答ありがとうございました。 解析ソフトによる具体的な数値まで出していただき、勉強になります。 感覚的な部分で端面からの距離を検討していましたが、今後は感覚だけの設計とならないよう、強度計算などの知識も習得していきたいと考えます。
アイボルトの引張強さを基準に,曲げやモーメントが加わる場合は加算して 強度を検討します。たいていはアイボルト強度より相手の筐体の強度の方が 問題になります。吊上げ時に掛かる荷重とモーメントに対し,アイボルトの 座側および躯体の強度を確認しておく必要があります。一般的には簡単な 梁のモデルに置き換えて計算します。場合によっては衝撃要素も考慮します。 ねじ座面に浮きがあると応力がねじの一部に集中するため,避ける必要が ありますが,締め付け側はアイボルトの座の寸法が確保できれば十分だと 思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私の業務では金属の塊形状のものが多いため意識していませんでしたが、 対象物の曲げモーメントなども考慮する必要があるのですね、勉強になりました。 また、補足説明ありがとうございます。 私もアイボルトの座の寸法が確保できていれば大丈夫ではないかと思いますが、各種条件によっては注意する必要がありそうですね。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 対象物の剛性やワイヤー角度も重要ですね。 専用吊具というものは新しい考え方でした。 今後の参考にさせて頂きます。 リング部が回転するアイボルトもあるんですね。調べてみましたがなかなか良さそうです。(ちょっと値段が高いですが・・) いろいろと勉強になりました、ありがとうございます。