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人員削減における分析方法とマン・マシンチャートの有効性
- 現在の製造ラインでは、旋盤6台とMC2台の加工機の搬送と着脱をロボットで行っており、旋盤工程には2名、MCと外観検査、梱包には1名の人員が作業しています。
- 旋盤の刃具交換はタイミングによって2台同時に行われることもあり、1名に削減すると機械が停止してしまう可能性があります。
- 人員削減における分析方法としてマン・マシンチャートが有効です。マン・マシンチャートは作業者と機械の動作時間を可視化し、効率的な作業フローを設計するためのツールです。詳しい分析方法については専門のサイトをご参照ください。
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マンマシンチャートの分析は、基本的に定型の仕事に対しては非常に有効ですが、質問者さんが言っているチップ交換は非定型業務ですので、一概に有効とは言いがたいです。 1)定型業務と非定型業務を層別できていますか? 2)定型業務と非定型業務の比率は幾らですか? 3)人間手作業時間は? 4)設備の総合効率(稼働率)は? 5)その設備の稼働率の目標は? さーて、これを即答できますか? 例えば、旋盤の加工時間が 3.0min/台 手作業時間 0.5min/台 検査時間 0.4min/台 歩行時間 0.1min/台 だったとしたら 3台はもてますよね これじゃぁ 刃物交換は??? うーん 設備を停止するか、人を増やすか・・・ 何が一番儲かるでしょうか? それは、誰にもわかりません。 自分で解決しましょう
?回答(1)(2)さんのおっやられるマシンチャートによる分析を行ない、 インサート(チップ)の交換頻度の高い加工工程をピックアップする。 ??の工程について、寿命延長による交換回数の削減を図る。 といったこともご検討されては如何でしょうか。 ターニング用インサートは日々進化しているので、サンドビックでも 京セラでも三菱マテリアルでも、フリーダイヤルや工具屋さんを通して 相談してみるのが一番です。 (ISOインサートの価格は新商品でも殆ど同じなのが嬉しいです) 景気が回復して、旋盤/MCのツールプリセッタ専任で1名増員できる ようになれば、回答(3)さんのキャプトも良い方策でしょうが、人員削減 しようとしている状況で、「予算的に余裕があれば」とは...絶句です。
加工数や加工時間の関係で、どうしても重なる場合がありますよね。 私も経験してるのでそれはよく分かります。 私の所では、段取り時間の短縮に目を向け、コロマントキャプトを導入しております。機外で工具長測定し、そのまま工具取り付け、工具長の補正さえ入れて、そのまま加工すれば、ほぼ同じ寸法の製品ができます。 その為、段取りに掛かるロスを最小限にとどめる事が可能となりました。 もし予算的に余裕があれば、こういった事もご一考なさるのもよろしいかと思われます。
小生もやはり、マンマシンチャートで分析する事をお奨めします。 さて、6台旋盤があるので刃具交換がタイミングによっては、2台同時の 場合もあります。旋盤を1名にすると機械が停止してしまいます。 と、具体的な問題点も提起があります。 刃具交換のタイミングは、基本的には時間又は加工個数と推測します。 それが、目に見える形にし、ダブルようなら、交換頻度が速い方を少し早く 交換するようにすると、ダブル事がなくなります。刃具が勿体ないと思い ますが、刃具の単価と使用ライフタイムで時間(分)当たりの単価がでます。すると、マンマシンチャートでの分析結果と、刃具を早く交換した損失結果 で、月当たりの損失額が出ます。それが、1名の人件費とどうなのか、機械 (ライン)が停止した生産減少の損失額とどうなのか、等々にて、その手法 が妥当な手法であるかの判断がつきます。 また、素材投入や刃具交換は、前段取りが可能な構造にして、 ◆ 素材投入は、素材投入のみの時間と最低限の調整時間とする。 素材の運び込みとセット時間等が、前段取り時間で吸収できるように する。 ◆ 刃具交換は、刃具交換のみの時間と最低限の調整時間とする。 刃具の運び込みとセット、荒調整時間等々が、前段取り時間で吸収できる ようにする。 等々を考慮して、時間短縮に努める事も大切です。 これらも、マンマシンチャートで分析して、費用対効果を出して設備投資 すると良いでしょう。
やはり、マンマシンチャートで分析するのが得策でしょう。 下記URLに方法が載ってます。 しかし、難しいのは製品により加工時間等が異なる場合、1つの機械にランダムに入り込むとマンマシンチャートは複雑になり、考えてる本人が混乱してしまいます。 TPS(トヨタ生産方式)に「うさぎ追い」という方法もあります。 複数台の設備のほぼ中心に人を集め、機械が工程完了(停止)したら、人が一人その機械に動く、次の機械が停止したら次の人が動く、作業が完了したら元の中心のところに戻る。 設備停止が頻繁であれば、人を投入する。人が休んでいる時間が多ければ、人を抜く。 といった物で、簡単に必要人員も見抜けますし、その日の作業負荷で人員の増減を簡単に判断できます。 小生のところでも2時間ぐらい実践しました。 10台の設備に最初は4人いた人を3人で動かしたら、2時間ほどで「目が回る」みたいな急がしさだったようです。