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SUS316L切削加工の効率アップ
- SUS316Lの加工工具の選定に困っています。ワークはSUS316L厚み120tの200mm×200mm。半割メタルの形状内径φ120(完全な半割ではないU字型?)
- #50のマシニングセンターでチップ交換式エンドミル?S社のコロミル390を検討しています。カタログを見ると肩削りとロングエッジがありどちらが適しているかわかりません。
- 下穴加工後、ボーリングで広げるのかドリルで広げるのかについても悩んでいます。機械初心者なので、アドバイスいただけると助かります。
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このTAC-ENDMILLは基本的にはマルコマタイプ(チップが角では無くRが付いている形状)ですので側面(立ち壁面)の面粗度は出ないです。私は荒取りをこのカッタ-で仕上げは超硬のコ-ティングエンドミルで仕上げる組合せでしています。先程紹介したチップ(WPMT06X415ZP-ML-AH140)のML(低抵抗型)とML無しではブレ-カ-のポジにあたる角度がMLの方がよりポジティブになっているので切削抵抗が少なく切削熱がブランクでは無く切粉に逃げてくれるので良いと思います。異常なチッピングが生じた場合は逆にMLでは無いタイプをチョイスした方がいいと思いますが、今までSUS316Lの加工で問題が起きた事は無いので大丈夫だと思いますよ。私の会社でもセンタ-スル-エア-が付いていない機械もありますが、その時は周速(条件)を落として加工しています、ノズルエア-タイプはチップの冷却率や切粉の排出性(これが一番チップの痛みに影響があります)に劣るのでチップの寿命管理には気を付けて下さい。切削条件、チップの持続性を考慮するとやはりセンタ-スル-エア-の方が望ましいですが、加工出来ない事は無いです。
私も以前はコロミル390を使用していましたが粗取りで加工するのでしたらTUN○ALOYのTAC-ENDMILL(私が好んで使用している型番はΦ32でEXP06032RSB)がお勧めです、インサ-トはSUS316LでしたらWPMT06X415ZP-MLです。インサ-トは従来型とML(低抵抗型)2種類ありますので加工内容で使い分けています。M/Cでセンタ-スル-エア-の機能が付いているのであればかなりチップの寿命も長いしかなりの高送り加工も可能ですよ。詳しくはカタログを拝見されて下さい
お礼
回答ありがとうございます。 もしよければ2つの良いところ、や欠点など教えていただけますか? 欲をいえば荒から仕上げまで使いたいんですが、 仕上げには不向きなんでしょうか? 機械はエアブローは付いてますがセンタースルーではありません。 よろしくお願いします。
390はお薦めです。 メーカーに直接、お聞きになられたら如何でしょう? 技術相談の番号 0120 350 930
お礼
回答ありがとうございます。 後ほど問い合わせてみたいと思っています、ありがとうございました。
お礼
お礼遅れてすみません。 まだまだ初心者の自分には、 細かく丁寧な回答でとても助かります。 上記の事をふまえてがんばりたい思います。 ありがとうございました。