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機械的結合用ネジ”G”旧PF メートルネジも機械的結合ですが・・・
- 機械的結合用のネジには”G”(旧PF)とメートルネジがありますが、その違いは何でしょうか?
- メートルネジは60度の角度で締結が強い一方、”G”(旧PF)は55度の角度です。
- メートルネジと”G”(旧PF)の違いに関して、どんな場合にそれぞれ使われるのでしょうか?
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メートル規格(フランス、日本等)のねじは、60°が多いようです。 また、インチ規格(アメリカ等)では、55°が多いようです。 PTねじ、NPTねじ(アメリカ規格)をネット検索して比較してみて下さい。 多分、旧JISと新JIS等の説明で、Gの意味が判るでしょう。
管用ねじGはガス管,水道管等の配管(パイプ)の外径に直接ねじきりができる サイズになっています。メートルネジはねじ用でもともとの考え方が異なり ます。また現在に至るまで多くの配管材料はインチ系列となっています。 かつてはウイットねじがインチねじの主流であり,ねじ山角度55度はこれを 継承しています。実際には管以外の軸などでも管用ねじを適用する場合もあ ります。同じ山数で比較すれば,厳密にはねじ山角度が小さい方が切欠きの 影響でせん断強度は低下します。
PFねじは基本的にパイプの結合用です. インチ口径のパイプに十分な肉厚を確保した上で パイプの外径に直におねじ造成できる様に設計されています. このため、おねじ外径がかなりの半端寸法になっています. 例えば1/8(内径約3.2mm)ならおねじ外径約9.7mm、 1/4(内径約6.4mm)ならおねじ外径約13.2mm、といった具合です. ピッチも同程度の径のISOメートルねじに比べて やや細目気味に設定されています. M10の並目がP1.5なのに対してG1/8はインチあたり28山(ピッチ約0.9mm)、 M12がP1.75なのに対してG1/4は インチあたり19山(ピッチ約1.3mm)という感じです. また、ISOメートルねじと違って山頂・谷底の丸みが規定されています. ISOメートルねじはフランク同士が噛み合えば良いという前提で 山頂と谷底との隙間を全く考慮していません. PFねじは平行ねじのため完全な気密・液密性はありませんが、 一応は管に流体を流す事が考慮されています. パイプはもともとインチ規格でしたので、 結合用ねじもインチが採用されています. ISOメートルねじと同じ60度のねじ山が欲しければ、 やはりインチねじではありますが米式管用ねじがあります.
質問の意味が良く分かりませんが 管用ネジを管以外の用途に使いたいのか? それとも使ってる実例を探してるのか? http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html JISB0202 管用平行ねじ JISB4445 管用平行ねじ用タップ JISB8381-1 空気圧用継手-第1部:熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手 JISB0203 管用テーパねじ