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細目ねじのピッチ選択について
- 細目ねじのピッチ選択について知りたいです。
- M10のメートル細目ねじのピッチには1.25、1、0.75という選択肢がありますが、どれを選べば良いのか迷っています。
- 細目ねじのピッチ選択の基準について教えてください。
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選定基準というものは一般的にはありません。 各社で社内規格を決めている場合は有るかも知れません。 ですが、ねじピッチを決める場合は既製品のナット(転がり軸受用ナットなど)のピッチに合せて設計します。ナットも雄ねじも自由に決められる場合も有りますが、並目ねじでなく、あえて細目ねじを用いるというのは理由があるはずです。細目ねじを用いる理由として次の2点が考えられます。?締め付け力を大きくしたい。?緩みにくくしたい。いずれもピッチが小さいほうが締め付け力が大きく、緩みにくいことになります。
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先の回答の記事に「ピッチが細くなるほどにネジ部の強度は低下する のでその点も重要です。」っとありますが誤解を生じやすいので忠告。 ネジ軸力だけが働く場合 W=π/4xde↑2xσwであるから、有効径のみが 問題となる。従って細目でピッチが細かくなれば成る程、引っ掛り高さは 減少し逆に有効径が大きくなる。一山当たりの抵抗力は小さくなるけど、 全体としては【ピッチが細くなるほどにネジ部の強度は上昇する】と思う のですが・・・意味が違うのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。
補足
ご指摘の点補足をいただきました。 表現の問題でした。
細目でも上記3種類あっても実質1.25と1が流通していて、0.75は特殊です。 タップやナットの流通性を考慮して選ぶ必要があります。 またピッチが細くなるほどにネジ部の強度は低下するのでその点も重要です。 補足ですが細目の方が軸径が太くできる分、軸強度は上がります。 以前そういったことも含め、ゆるみ安いところは細目を使ったりしていたのですが、ネジ山が低い分繰り返し使用していると、ネジ山の摩耗でかじりなどが発生しやすくなります。ネジ部というよりはネジ山と表現した方が良かったようです。誤解をよび申し訳ありません。
お礼
ありがとうございます。 ピッチが3種類もしくは4種類あるものもございますが、 ねじの規格だけを見てどれが特殊かは判断しづらいですね。 ナットの規格のも見るべきでした。 引っかかり高さまで見てませんでしたが、繰り返し使う場合は 引っかかり高さが低いのでねじ山の強度が低下する点も考慮ですね。
強度・締結力・緩み 加工・組立の制約 互換性・調達・価格 などが既に挙げられていますが、 可動部品として使う・位置決め という要素が関係する事もあります。
補足
ありがとうございます。 可動部品や位置決めとして使う事も可能でしたね。 今回は単に締結要素として考えていましたもので。
設計上、細目ねじを選ぶ理由にもよるかと思います。 (形状制約、強度、緩みetc) それと、全てカスタムメードできるような数量かどうかが、コスト面で問題です。 でなく、標準形のボルト、ナットを使用可なら、流通してるものを選ぶのが賢明です。ホーマー(転造)の金型費用まで負担出来るかどうか。 ナットには『管用ナット』が比較的流通しています。 M10には、ピッチ1.0と0.75があり、0.75の方が入手容易です。ホーマーで造られたのもあるはずです。
お礼
ありがとうございます。 相手のナットの事も考える必要があるみたいですね。 規格を見ているだけでは入手が容易なものまでわかりませんね。
お礼
ありがとうございます。 相手がナットの場合だと既製品のナットに合わせたほうがよさそうですね。 規格はあってもモノが流通してないのもありそうですし。 今回はナットも尾ねじも自由に選定できるので少々考えておりました。 有用なWebページの紹介ありがとうございます。 参考にさせていただきます。