M8ネジのピッチの件

質問

M8ネジのピッチの件

M8ピッチ1.0ネジにM8ピッチ1.25のネジを入れるとゆるくなりますか？
それとも硬くて回らないでしょうか？
それとも硬いながらも回ってしまいますか？

詳しい方教えて頂けませんか
よろしくお願いします。

回答No.6

kagakusuki

回答No.1です。

　雄ネジと雌ネジのピッチが異なる場合、ボルトやナットなどの交換可能な部品であれば、ピッチが等しい部品に交換するのが正道です。
　ネジの呼び径が同じでピッチが少しだけ異なる場合、ダイスやタップでネジを切り直すと、ネジ山が削れて無くなってしまう部分が周期的に表れて、締結力が大幅に低下してしまいますのでやってはいけません。(板に雌ネジが切られている様な場合には、ねじ山が無くなって締結出来なくなります)
　既にネジが切られている所へピッチが異なるネジを切り直す事が出来るのは、元の雌ネジよりも十分に大きな径を持つ雌ネジをタップを使って切り直して、雄ネジの方も切り直したサイズに合わせて交換する場合か、元の雄ネジよりも十分におおきな小さな径を持つ雄ネジをダイスを使って切り直して、雌ネジの方も切り直したサイズに合わせて交換する場合かのどちらかしか御座いません。
　その場合、どちらにしても切り直したネジの相手側のネジの方も交換する必要が生じるのですから、相手側のネジを交換するのであれば、ネジを切り直さずに最初から相手側のネジをピッチの合うものと交換した方が良いという事になります。

　後、どうしてもネジを交換出来ないという場合には、雌ネジに対して「E-サート」という製品名を持つ部品を使用する事をお勧め致します。
　E-サートは菱形の断面をもつ線材で出来たコイル状の部品で、コイルの内側がねじ込む雄ネジに対応した雌ネジとなっています。
　E-サートを使用するためには2種類の専用工具が必要で、まずE-サート用の雌ネジ穴を切るための専用工具を使用してE-サート取付用の雌ネジ穴(目標とする雄ネジの取付穴とピッチが等しく、ネジ穴径が一回り大きい)を開け、その雌ネジ穴に別の専用工具を使用してE-サートをねじ込みます。
　E-サートをねじ込むための雌ネジ穴の山径は、対応する呼び径を持つ雌ネジの谷径よりも必ず大きくなりますから、E-サートをねじ込むための雌ネジを開ければ、元々開けられていた雌ネジの山谷は全て削り取られて無くなってしまいますので、元の穴に雌ネジが切られていた事による影響は何もありません。
　但し、専用工具はそれなりに割高なのが玉に傷です。
　後、今回は雄ネジの方のピッチが標準的なM8ネジのピッチと同じ1.25mmであるためE-サートを使用する事が出来ますが、もし雄ネジがM8のP1.0などといった普通のメートル並目ネジとは異なるネジとなっている様な場合には、対応するE-サートが製品化されていない様です。

【参考URL】
　三友精機 > E-サート(ヘリサート)
　　http://www.sanyu-seiki.com/e_sert/

　MISUMI-VONA トップ > ねじ・ボルト・座金・ナット > インサート > ネジインサート > E-サート
　　http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221000597545/

回答No.5

kmuro

力技で回すことはできます。なので、ネジが壊れます。
二度と使えなくなります。指で回して動かないようなら
サイズが違いますので、すぐに止めましょう。

回答No.4

pct10968

じじいです。
ピッチが違えば、常識的に入りません。

＞それとも硬いながらも回ってしまいますか？
雄ねじ、雌ねじ共にねじ山をつぶしてしまいます。
おそらく入らないでしょうね。

＞詳しい方教えて頂けませんか
私ならM8ピッチ1.25のねじにしたいなら、雄ねじならダイス、雌ねじならタップで切り直す。

参考までに
http://www.carlifesupport.net/tap-dice.html

回答No.3

ts0472

ピッチの合わないものは使わない　使ってはいけない　が回答になると思います

「硬いながら」　ネジの材質や力加源しだいだと思います　力があれば回りますがネジ山を潰す結果になります　硬いもの同士であればネジが折れる場合もあります

必要なトルクで締め付けられなくなる　締める事も緩める事もできなくなる場合が多い

新しい　正しい物であれば指で接触面まで回し入れる事が可能です　軽く締め込める
増し締めだけ工具を使う　ネジが入りきらない間から力が必要な場合は危険です

回答No.2

kagakusuki

ネジのピッチとは「ネジを1回転させた際にそのネジが動く距離」の事で、二条ネジや三条ネジなどの特殊なネジを除けば、「ネジの山と次の山との間の間隔」、「ネジの谷と次の谷との間の間隔」の事です。
　ピッチ1.0とは、そのネジを1回転させるとそのネジが1.0mmだけ前後に動くという事です。
　同様にピッチ1.25とは、そのネジを1回転させるとそのネジが1.25mmだけ前後に動くという事です。
　雌ネジに雄ネジをねじ込んだ際に、ネジが1回転する度にねじが前後方向に動く距離が、「1.0mmであると共に1.25mmである」などという矛盾した事は起きませんね？
　雄ネジと雌ネジのピッチが異なるという事は、「『雄ネジの山同士の間隔』と『雌ネジの谷同士の間隔』が異なっているため、『雄ネジの山が雌ネジの谷にはまり込まない』」という事であり、「『雄ネジの山同士の間隔』と『雌ネジの谷同士の間隔』が異なっているため、『雄ネジの谷に雌ネジの山がはまり込まない』」という事です。

　従って、M8 1.0ピッチのナットにM8 1.25ピッチのボルトは入りませんし、
M8 1.25ピッチのナットにM8 1.0ピッチのボルトの場合も無理やりやっても入りません。
　どちらも1回転もしない内にネジ山同士が引っかかって、それ以上ねじ込む事が出来なくなります。

回答No.1

noname#222312

くだらん突っ込みをしますが、ネジにネジは絶対に入りません。

＞M8ピッチ1.0ネジにM8ピッチ1.25のネジ

M8 1.0ピッチのナットにM8 1.25ピッチのボルトは入りません。
M8 1.25ピッチのナットにM8 1.0ピッチのボルトは無理やりなら入ります。