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仕掛り時の寸法変化について
- 仕掛け時の寸法が、停機前の寸法と大幅に変化してしまいます
- 終業時から翌朝の寸法とでは大幅に変化してしまいます
- 原因や、対策方法など、教えてもらえませんか?
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暖気済みの機械で加工して寸法を計測、 翌朝、即定時の気温と実寸を測定、 これをデータ化して、 当日の気温を加味みながら加工されてはいかがでしょう?w これはうちが昔やっていた手でして、 まぁまぁ効果ありました。 冬にやった製品がNGになったら、錆びないようにとっておいて、 夏に出荷するとか、本気でやってましたね。 根本解決にはちと遠いけど、初期費用はかかりません。 不良が季節をまたぐと良品になる事が結構あり、 不良=ロス という認識が甘くなるのでそっちの引き締めのほうが大変でした。 以上、体験談でした。
?仕掛り時?とは終業して翌朝ということでしょうか? なら温度変化で現象としては単純ですが、解決策は難しい。。。 やはりそうでしたか。 温度変化を小さくするしかないから、単純で難しい課題です。 ?外気温が変化するのが影響する。 その程度は、 ●機械の鋳物で見て、100ミリあたり1℃で1ミクロンの変化(熱膨張率) 砥石と調整車との軸間距離倍×温度差=変化量 ●調整車はゴムで熱膨張率が大きい。逆に砥石は小さい。その± ?センタレスは大馬力なので、モータ(軸受)が発熱する。前記の外気温 の変化より大きいはずで、それが重量ある機械の周囲に行き渡って安定 するまで、長時間を必要とするが、その間は寸法変化が起きる。 対策としては ?温度を計って寸法変化との関係を掴む。外気温は普通の温度計。機械は 接触式が必要。これは絶対必要! ?恒温室に入れる。または出来るだけ外気と遮断する。 ?慣らし運転をする。マシニングなどNCなら主電源を入れておき、タイ マーで始業前2時間とかで主軸モータを起動することが可能。 ?油圧、加工液も温度変化するのでその対策 どれも根本解決を図るのはコストを要し非常に難しいことばかりでしょう。可能なところを探して、妥協するしかないと思います。