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裁判での弁護側の「心神喪失」の多用

既に出ているかもしれませが、凶悪な殺人事件の裁判で、計画的に凶器を用意したり、被害者宅への進入路を調べたりと、実に冷静に犯行を練っていることが証拠によって明らかなのに、弁護側は「被告は心神喪失状態で、責任能力がなかったので、無罪」を主張することがありますが、なぜですか。また、とんでもないへ理屈をこねるのはなぜですか。弁護士の人、教えてください。

みんなの回答

  • hekiyu2
  • ベストアンサー率35% (271/774)
回答No.3

弁護側は「被告は心神喪失状態で、責任能力がなかったので、無罪」 を主張することがありますが、なぜですか。   ↑ 他に、有効な手段が無いからです。 最後の手段として、心神喪失を持ってくるわけです。 また、とんでもないへ理屈をこねるのはなぜですか   ↑ 1,例え真犯人だと知っていても、出されている証拠では  有罪に出来ない、と判断したときは、無罪の主張をするのが  正しい弁護士倫理だ、とされています。 2,死刑になるような事件で、死刑反対の立場の弁護士なら  そもそも死刑は悪い制度なんだから、ドラえもんのような  屁理屈だって何だって許される  と考えるからです。

sosdada
質問者

補足

そうかもしれませんが、弁護士は本来、法的手続きに正しくのっとっているか、を検証する立場ではないのでしょうか。凶悪な殺人事件に、計画的に犯行を及んでいる被告に対し、「責任能力がありません。」って、おかしくはないですか、本来の業務ではないのでは、という疑問です。

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.2

他に争いようがない、というのが現実的な判断かと。 また一方では、法曹関係者、知能が高く理性が強めの人間にとって、殺人をするという事自体がそもそも理解の範囲を超えています。まともな状態でそんな事ができるわけない、心神喪失状態でなければ実行不可能だという心理的要素も加わっているかもしれません。

  • 177019
  • ベストアンサー率30% (1039/3444)
回答No.1

貴方が仰る事も理解出来ます。「弁護側は、被告は心神喪失状態で責任能力がなかった」裁判において被告を弁護するためこのような発言をするのが当然です。しかし、裏を返せばこの弁護人は本当は、心神喪失では無く計画的な犯罪と思っているかも分かりません。裁判というものは、「検察側」「弁護側」がいて初めて開廷されるもので、例え検察側が全く正しいと思っていても、弁護側は反対の意を主張しなければなりません。そして双方の意見を聞いて最終的に被告の処遇を決めるのは裁判官です。もしかしたらこの裁判官は、被告人の「精神鑑定」を命ずるかも分かりません。又一方で「地獄の沙汰も金次第」ですから、被告人がお金があって、私選弁護士を使うのであれば裁判官の心情も違って来るとは思います。

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