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石定盤の使用実態と技術的課題
- 石定盤は装置の精度向上に不可欠な存在であるが、その起源はインドや中国にあるのか疑問が生じる。
- 人工の石定盤は存在しないが、技術的には何が難しいのかを明らかにする。
- 石定盤の使用実態と技術的課題について詳しく説明する。
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精密定盤用の御影石の産地として有名なのは南アフリカとインドです。 インドは良質の黒が取れますが運搬などの制約から1m以上の大きさは出ません。 南アは黒も白も出ます。2m以上の大型も出ますが、1mを超えると白になります。 中国製は鉄分を含んでいるため変色しやすく、あまり良質ではないといわれてます。 白と黒の違いは価格と摩耗率が違うこと、熱膨張率も若干差があるようです。 御影石は掘り出すというより山に転がっている石を拾ってくるという方が正しいと思われます。 人工材料といえばセラミックスですが、あまり一般的でないのは、コストが高いことと技術的に大型のものが製作できないためです。 大型石定盤の平面度は表面と裏面の温度差で変化するって知ってましたか。 恒温室でない空調機の風が当たる場所だと夏と冬ではかなり違います。
インドは話だけですが、中国は採掘してるところ知ってます、 メーカー違っても山はいっしょと言うことが多々あるようです。 鋳物定盤に比べメリットは、さび、経年変化、と物をぶつけたとき、 鉄は当たったところがへこみその周辺が盛り上がるという変形しますが、 石は割れてへこむだけですので、平面は保たれます。
人工の石定盤あります。 うちにあるミツトヨの3次元測定機がそうでしたので。
どこで取ってくるかまではわかりませんが、やはり金属に比べて錆びないことが一番大きいと思います。幾何学的基準として用いるわけですから、長く安定して使えなければ意味がないと思います。 以下のPRが参考になると思います。 http://www.tomashop.jp/protools/JOBAN/ ほかにも考えられる理由としては、 http://www13.plala.or.jp/dyna1997/kouza/kouza04.htm のように、若干ですが、熱に対する線膨張係数が小さいことも上げられると思います。
お礼
参考にさせて頂きます。ありがとうございました。