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分電盤の安全ブレーカーはどのようなものでしょうか?
- 分電盤の安全ブレーカーについて疑問があります。過電流遮断器と配線用遮断器の違いや、なぜ2つの遮断器が必要なのかについて知りたいです。
- 分電盤の安全ブレーカーについての疑問を持っています。過電流遮断器と開閉器の違い、そしてそれぞれの役割について教えてください。
- 分電盤の安全ブレーカーについての疑問があります。なぜ安全ブレーカーは配線用遮断器なのか、また過電流遮断器との関係についても教えていただけますか?
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盤屋の設計をやっているものです >なぜ2重にしかも無茶苦茶近いところに過電流の安全装置を設置しているのでしょう? それは、主幹ブレーカーでは端末の過負荷を保護出来ないからです 画像はホーム用分電盤ですので、主幹二次側に付いているブランチ(分岐)の負荷は コンセントと言う事になりますが(200VのIHやエアコンは別として) そうなると、コンセントの最大容量は1500Wで、電流値で言えば15Aまでとなります ですが、主幹ブレーカーは何Aになっていますか? 大概の家は30~50Aくらいになっていると思います (ちなみに、我が家は50Aです) 15A以上流れれば過負荷で電流を遮断しなければならないのに 主幹が50Aでは例え30A流れても落ちません そうなれば、電線が過熱し、事故へと繋がります 従いまして、コンセントを保護出来る、主幹より容量の低い別の遮断器が必要と言う訳です 尚、余談ですが、コンセントの最大定格が15Aに対し、分岐ブレーカーは20Aとなっているのは 内線規程で、電灯負荷の場合、最大使用電流はそれを保護する遮断器の80%を超えてはならないとされている為です >ちなみに電柱のトランス(変圧器)から家庭用の電圧に降下させて取り込んで分電盤の過電流遮断器の前にも過電流遮断器は付いてるんですよね それは電力会社が取り付けるリミッターで、契約電流以上の電流を 流させない為に設けるものです ただ、機能的には配線用遮断器なので、漏電が検知出来ないので それを保護する目的でホーム分電盤の主幹には漏電遮断器が使われています
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- lumiheart
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>もう100回以上落ちていますが機能している気がするのは錯覚でしょうか? 寿命ですね 定格20Aブレーカに寿命が来ると、概ね20A未満で飛ぶようになります 15Aとか10Aで飛ぶようになります 更に進行すると2~3Aで飛ぶようになります そこまで進行するとレバーのバネが弱くなるので分かります 隣の正常なブレーカをON/FFさせてみるとバネが結構固くて操作が重い 所謂、フェールセーフ設計です <安全側に故障する もし、寿命が来て30Aにならないと飛ばなかったら危険が増します 因みにショートさせてブレーカを飛ばすと最悪1回でお迎えが来ます たったの1回でバネがヘナヘナになっちゃいます ブレーカの内部構造 http://www.jeea.or.jp/course/contents/08104/ 基本原理 内部ヒータを熱する(定格電流以下ならせいぜい40度くらいしかならない) 過電流が流れて熱く成り過ぎたらバイメタルで切る たったそれだけ
- maiko0333
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ちなみに私は関西電力管内ですので、 契約アンペアはありません。そういう遮断器はついていません。 右側のスイッチは20Aで切れます。 これは電線が20Aまでですので必要です。 左側のスイッチは漏電したときに切れるようになっています。 あと、60Aで切れるようになっています。 これがないと、図では8個のスイッチが付いていますので160Aまで 使えることになりますが、回路やトランスの保護のためについています。 ブレーカーの寿命ですが、規定値と実測値は違いますよね? 100回を超えると切れなくなるかもしれないよという意味です。 あとは自己責任でお願いしますということです。 ブレーカー落ちまくりと言うのは原因がつかめていないんでしょうか? ブレーカーが落ちるほどたくさん電気が流れているなら回路にも相当の ダメージがありますから改善なさったほうがいいですよ。
お礼
みなさん回答ありがとうございます さすが本職ですね!謎が解けました