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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電磁鋼板のブルーイング技術)

電磁鋼板のブルーイング技術

このQ&Aのポイント
  • 電磁鋼板を積層したモータコアにおけるブルーイングの需要や必要性について調査しました。
  • 過熱蒸気を使用したモータコアのブルーイングテストの結果の正常性を判断する方法についての文献情報を求めています。
  • 電磁鋼板のブルーイング技術に関する情報が不足しており、その重要性や実施方法について知りたいです。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 電磁鋼板はすでに絶縁皮膜が両端面に形成されていますから、積層前後にかかわらず、ブルーイングで皮膜が形成されるのはその切断面のみということになるでしょう。  積層後にブルーイングを行う意味があるとすれば、積層間短絡の軽減ということでしょうか。汎用の誘導モータの固定子鉄心のように、単純にコアシートを積層してコイル巻回をした一体型の鉄心ではそれほどの効果は期待できないと思いますが、意味があるものとすれば、小型のサーボモータを中心に採用されている組立型の鉄心か、通電周波数がかなり高い高回転形のモータなどでしょう。  組立型の鉄心では、電磁鋼板の積層によって作られた鉄心(の部品)を相互に組み立てる段階で積層間が短絡し、局部的に渦電流損が増加しますから、これを防止できる程度の強度と絶縁特性を持った皮膜が構成できれば性能的には効果が期待できるかも知れません。ただし一体型の鉄心でも積層時にダボかしめを行うのは一般的ですし、ダボかしめの場合は積層間短絡がまともに起きていますから、絶縁皮膜を構成しない組み立て鉄心と基本的には同じことです。また、一般的には組立鉄心のモータでもブルーイングまでは実施していないのではないでしょうか。  問題は、費用対効果がどうかということでしょう。従来から、加工応力の残留による電磁鋼板の磁気特性の低下に対して焼鈍が行われてきましたが、例えば高珪素鋼板など低鉄損材料の開発および採用などで焼鈍を行うものも減少しています。  ブルーイングの効果に対する確認方法ですが、考えられるとすれば鉄心の鉄損特性を測定するのが一番いいと思います。サーチコイルと励磁コイルを別に鉄心に巻き、入出力の関係から鉄損を測定する方法などです。焼鈍処理を実施するメーカはたいてい持っていると思いますし、電磁鋼板メーカでも依頼すれば協力してもらえると思います。

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