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アルミのタップバカ対策
- A-5052 t1.5にM3.0x0.5のタップ加工をしている際、バカになることが多く困っています。
- 現状はポイントタップかスパイラルタップを使用していますが、ロールタップかバーリングでバカ防止を考えています。
- 他にもっと良い方法があれば教えてください。
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通常、アルミの薄板に直タップをするのであれば、 板厚=タップ径程度の関係が必要です。 どうしてもt1.5にM3が必要であれば、 各種インサート、ナットサート、プレスナット等が必要です。 バーリングはアルミの場合、極度に強度低下する為、 通常の強度計算の数値より、30%以上の安全率を採る必要があります。 生憎とロールタップは採用経験がありませんが、 ネジ周りに余裕があれば、強度の上では、 ナット締めにするか、板厚を上げるのが最良でしょう。
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#2の紅生姜です。板厚を見落としていました。各位のご指摘通り、ヘリサートは適しません。失礼いたしました。
板厚からいってヘリサートは無理です。 #1さんの方法か、ちょっと普通ではないかもしれませんが私が良くやる手は、下穴を少し小さめにするとタップ時バカになるのを防ぐことが出来ます。 いずれにしても板厚が薄いですからタップは立てられたとしてもネジを入れたり外したりするとすぐネジバカになると思います。 #1さんの方法か又はエンボス型にしてネジ部分を多くとれるようにしたら如何ですか。 参考になれば幸いです。
> しているのですがどうもバカになることが多く・・・ この原因を突き止めておかないとロールタップかもしくはバーリングにしても問題が発生しませんか? 板厚に対してネジ山数が少ないのでしょうが タップの振れ 送りのズレ ホルダーの不具合なども考えられませんか? ヘリサートには板厚が薄いような気がします。
お礼
ご指摘の通りです。目下問題点を検証中です。 アルミのような粘い材質だと、タップドリルの 目詰まりが有りますが、目詰まりを排除せずに作業を続けていた ような形跡(雌ねじの山がつぶれたような形状)があります。 そこでキリコの出ないロールタップに期待しているのですが…
ヘリサートが有効です。コイル状の部材で、外形が大きめのネジ、内径が目的のネジサイズになっています。A5052に大きめのネジを切り、そこにヘリサートを挿入します。挿入後は内径が目的のネジサイズになるというものです。外形の大きめのネジは専用のタップになります。ヘリサート自体はSUS304WRでできていますので、A5052よりネジ強度があがります。スプリューという商品名でも販売されています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ナットサートの利用が有効なのは 分かっているのですが、 なるべくコストアップにならないような 名案がないものかと期待しておりました。 板厚をあげる、プレスナットの採用の両案を 検討してみます。