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SECC t=0.6へのM5バーリングタップ加工のアドバイス
- 製品の軽量化に伴い、SECC板厚0.6の材料でM5バーリングタップ加工を行う方法を教えてください。
- 通常の工程ではトルク不足となるため、他の加工方法を探しています。
- アドバイスをよろしくお願いします。
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あくまでt0.6薄板にM5並目が必要なら、 (1)の方が言われた溶接ナットのほか、ポップナットのようなカシメによるものもありますよ。 コスト削減につながるなら検討の余地はありそうですが。
回答(2)追加 計算してみるとやはり有得ないトルクになります。 そのトルクで締付けたときの締付力(軸力) 初期締付け力と締付けトルク http://www.sanwa-i.co.jp/labo/report/n6.html M5 強度区分4.8 締付トルク25Kgf・cm ⇒初期締付力345Kgf その締付力に耐える? プレス抜き圧力計算 http://www.nc-net.or.jp/knowledge/kouza/Course/207/ P = L × t × S = 5×3.14 × 0.6 × 35 = 329.7Kgf 板が抜け落ちてしまう! (実際たいしてならないが)バーリングで強くなったなら作用点が離れるから抜け落ちはないにしろ板が引込まれる変形をして、間違いなくねじ山が潰れる。 なので(2)に書いた通り半分以下の1.5N・mが精一杯と思います。
バーリング用下穴径を2,3種、バーリング根元のRを極力小さくしてTESTしてみては如何か。そのほうが早く解決できると思いますよ。 下穴のバリ処理の課題は残りますが。 逆に確認です。 トルクは締め付け時1回の要求ですよね。繰り返しではないですよね。 トルクの要求の基は何。 緩み防止であれば接着剤塗布し締め付けでは如何。
お礼
アドバイス有難うございます。 バーリング形状については、何種類かトライしてみます。 (根元R極小の旨、承知致しました) 確認頂きました内容への回答ですが、 ・繰り返し要求はございません。 ・トルク要求は図面に記載されている為であり、 使用用途等は確認する様にいたします。 ・緩み防止の件参考とさせていただきます。 有難う御座いました。
想定外かもしれませんが、“M5”だけが要求条件であれば、 “M5の細目ねじ”を使うことが有効な手段かもしれません。
お礼
ご回答有難うございました。 今回使用するネジは顧客指定で細目は不可となります。 また、何かアドバイス御座いましたらお願いいたします。
バーリング条件を工夫しても、口元はダレR、肉厚は減少、先は割れ、になるから有効ねじ部は板厚プラスアルファが精々(バーリング無では板厚マイナスアルファ) 1ピッチ分にも及ばない薄板のバーリングタップに トルク:3.5Nm以上 は強すぎと思います。 http://www.110.ne.jp/nejitech/neji_techdoc_016_4.html 標準締付トルク 基準T系列 M5 3N・m 家電製品など材質強度低、使用条件低の 0.5系列 1.5N・m 逆に現状の値を教えていただきたいところ。0.5系列なら何とかと予想するが、後々知りたい人が出てくるはずです。 方策はやはり(1)指摘の通りかと
お礼
的確なご回答有難うございます。 トルク不足はあくまで推測の状況であり、トライはこれからとなります。 バーリング加工条件(工法)で幾らかトライを考えている中で何か変わったやり方がないか模索しているところです。 取り急ぎ、アドバイスいただきました締付トルクのつきまして、顧客様にお願いし、必要トルクの再確認をさせていただきます。 以上、有難うございました。
t=0.6mmにM5と言ったバランスが?ですが M5が必要ならウエルドナットでしょうか。 http://jitukawa.net/na13.html
お礼
お礼が遅れ失礼いたしました。 ご回答有難う御座いました。 今回の薄板化の目的として、コスト削減も含まれておりますので 追加工程等は検討外としております。 *言葉足らずの文面で申し訳ございませんでした。
お礼
詳細確認まで対応頂き恐縮です。 小生の勉強不足を痛感しております。 (営業の立場から、技術面の勉強を怠っておりました・・・) ご回答頂きました内容をまず理解してみます。 又、結論としては厳しい(1.5N・mが精一杯)とのご判断招致致しました。 今後共アドバイスよろしくお願いいたします。