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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS630の切削性(SUS304などとの比較))
SUS630の切削性について
このQ&Aのポイント
- SUS630とSUS304などを比較した際の切削性について知りたいです。
- SUS630を切削する経験のある方に、SUS304などとの違いについて教えていただきたいです。
- SUS630の切削性に関しての経験や知見を教えてください。
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noname#230359
回答No.1
kato-sさん、こんにちは SUS630の加工経験を紹介します。 基本的にはSUS304とあまり変わりませんが、SUS630は析出硬化型ステンレス鋼で、析出硬化熱処理をする前のS材と処理後のH材があり、切削性は異なります。 SUS630-SはSUS304に比較して切削抵抗が小さく、粘りも少ないので、SUS304と同じ条件ならば刃物寿命も延びます。刃先の欠損が少しでも生じると切削抵抗による発熱がおおきく、急速に刃先の劣化が進むので、刃先のネガティブランドを大き目に付けたほうが良い(手研ぎの超硬バイト)ようです。 SUS630-Hは、熱処理による寸法変化を修正するための微妙な加工しか行なったことがないので自信を持って加工条件を示すことができませんが、仕上げ加工ではSUSの一般的な条件で問題なく加工できていました。予想ですが、SUS304との比較では、刃先寿命が短くなるのではないかと思います。 従って、粗削りなど加工量が多い場合はS材から加工することをお勧めします。熱処理による寸法収縮は0.040.06%なので、これを織り込んで寸法を出しておきます。
お礼
kinko-z様 詳しいご回答を頂き、誠にありがとうございました。 助かりました。