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政治・経済について質問です
戦後日本は復金インフレになりましたが、ガリオア資金、エロア資金が復金インフレ対策となったと習いました。 お金が有り余っていたのに資金を貰うことがなぜインフレ対策になるのかがわかりません。 回答よろしくお願いします。
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日本国内では円が余っていたんです。 ガリオアもエロアも、「資金援助」とは言うものの、実際はそのままアメリカの、ガリオアだと食料や医薬品などの民生品、エロアだと羊毛など工業原料を買う資金に使われました。 つまり、実際には「資金」ではなく、「品物」が届いたのです。 ※悪名高き「脱脂粉乳」もガリオア制度で来たんじゃなかったかな?? それらの品物を受け取った日本政府は、それを日本国民に「売った」のです。 つまり、国民に品物を与え、国民から「円」を取り上げたのです。 で、日本国内での「円」が少なくなり、インフレが・・・ 収束したって言えば、言えるかな、というわけです。 ちなみに、質問者さんは『資金を貰うことが』とお書きですが、ガリオアは、援助=贈与=「もらった」ではなく、「貸与」です。 後年、アメリカから「返せ」と言われて、日本は、四分の1くらいに値切って返済しています。 ---- 真偽は不明ですが、面白いエピソードがあります。 アメリカから届いた食料などが余ってしまったんです。日本政府が必要以上にたくさん「くれ」「くれないと餓死者が出る」と言ったから。 余った品物を前に、GHQの担当者が「おまえんとこの統計はどうなってるんだ。何がいくつ必要か、そんなことも分からないのか?」って吉田茂総理をバカにしたんだそうです。 吉田総理は平然と「我が国の統計が正確なら、我が国は貴国相手に戦争なんてしなかった」。 担当者は「なるほど」と言った、という話。
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- dragon-man
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有り余っている金が日本国内で使う円だからインフレが起こります。ドルなら起こりません。外国からものが買えますから。