- ベストアンサー
他人が損すると相対的に自分が得をするなんて考えは、
他人が損すると相対的に自分が得をするなんて考えは、一体いつ、どこからやって来たんですか? これじゃないかというネタをお持ちの方も、是非教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
昔からあると言えばあるが、理論的にきちんと分析したのはゲーム理論。 複数の人が相互に影響しあう状況の中で、全員の利得の総和が常にゼロになること、またはその状況をゼロサム(zero-sum)あるいはゼロ和という。 つまり、一方の利益が他方の損失になるということ。 「外国為替取引は相対的な取引であり、一方の為替レートが上がれば、他方は必ず下がることになるため、ゼロサムゲームとなっています。」 https://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv273.html ただ、ゲーム理論は非ゼロサムゲームも考えます。 資源を分配しあう時にはゼロサムですが、資源を蓄積していく場合には非ゼロサムゲームとなります。このとき、ある人が利益を得たとしても、他の人も利益を得ることができます。これが「プラスサムゲーム」です。 ただし、得失点の総和がマイナスとなることもあり、これを「マイナスサムゲーム」と言います。 「一般に投資の世界では、株式取引は、株価の上昇に伴い新たな価値が創造される一方で、株価の下落に伴い価値が減少するため、非ゼロサムゲームとなっています。」 https://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv273.html 「例えば、ある農家が豊作であれば、彼はより多くの食料を売って、より多くのお金を稼ぐことができる。それによって、より多くの食料が市場に出回れば、その価格が低下するという形で、消費者の利益にもなる。豊作ではなかった他の農家は、低くなった価格に悩むかもしれないし、 それは決してあらゆる人の利益になっているということではないが、それは豊作の農家が利益を奪ったのではなく、農作物の総量が、適正な価格を創出したのである。」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E3%82%BC%E3%83%AD%E5%92%8C 有名な「囚人のジレンマ」もこの観点から分析することができます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9A%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E
その他の回答 (2)
- marukajiri
- ベストアンサー率45% (504/1101)
そんな考えがあるんですか?それなら、早起きは三文の得ということをしている人は、他人に損をさせていることになりますね。他人からしたら、ものすごく迷惑な人ということになりはしませんか? また、その考えだと、逆に他人が得をすると自分が損をすることになりますね。宝くじで一億円などの高額当選を新聞で見たり、テレビで芸能人がおいしいものを食べたり、他人が自分よりも高い給料をもらっていることを見聞きするたびに、自分は損をしていると考え、どんどん落ち込み、人生を暗く絶望の日々として送ることになるのではありませんか? そんな変な考えは、おそらく考えの浅い自己中心的な人が言い出したことで、一般的な人には浸透していないと思います。有名な偉人が言った真理なら、名言とか、ことわざのようなものになって、広く知られているはずですが、真理とは程遠いものです。なぜなら、自分の得が他人の損を必ずもたらすとは限らないからです。 それが当てはまるとしたら、詐欺師の論理です。詐欺師が安物を他人の誰かに売りつけたり、誰かをだまして金を巻き上げたりすれば、自分の得は必ず他人の損をともないます。この場合、他人が損すると相対的に自分が得をするのは間違いありせん。
お礼
そんなことを言うし思ってる人が意外と多いんですよ! 私だって疑問なんですがね、社会現象(?)としてわかりやすいのが「食べ放題に挑戦!」 私は食べ放題は好きなだけ食べられてその金額として 納得すればOKでしょと思うんですけど、例えば北斗晶さんとこが「2000円払って食い放題なら3000円分くらいは食うたらな損や!」「店潰すつもりで挑め!」みたいな感じで番組で挑んでました。番組上では 店側が降伏すると試合終了なんですが、それも似た考えだと思います。 あと、欲しい物があったとして でも「それを買うとアイツが儲かるから、買ったら負け」「儲けさせたくない」 「お前の一生かけて稼ぐ金、俺の3秒」 富豪は引きずり下ろしてやれ。ざまあ! っていう輩がすごーーーーーーーく多いんですよ。 足を引っ張って自分が得をしようという考えでは、先日のカヌー選手の 薬物混入と器物破壊でライバル蹴落とし事件も同じですね。 みんな 他人が損すると喜んでます。 (気持ち悪いですね)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
そりゃもう「お金(貨幣)」というものが登場してからじゃないですかね。どこから来たのかというと、実際に貨幣で決済したら上手く立ち回ったやつは儲けてヘタこいたやつは損をするという現実が生じたので、それで「やってきた」というより「気づいた」ということだったのではないでしょうか。
お礼
回答をありがとうございます(^^) 今の時代でいう「勝ち組」「負け組」みたいな感じですかね? とりあえず自分より下が居れば自分はそれより上って考えなんでしょうかね。 「自分より貧しい人はいっぱい居るんだから、私たちは恵まれてるのよ」ってよく親や義両親が言うんですけど、何で他人といちいち比較しないと自分の幸せが理解できないのかなーと思ってましたが、そういう考えだと 他人を不幸にする事で自分が優位に立っていられると思ってる人も居そうですね。 例えばこないだのカヌー選手の事件。 ドーピングとか道具を傷つけたりして、足引っ張る事して相手を落とす事で自分が優位に立てると。
お礼
面白いし、分かりやすい! 参考文献もたくさんつけて下さって嬉しいです! ゼロサム、そうそれですよね。 何というか名前は存じませんでしたがバッチリそれですね。 でもこの考えを人生の何にでも当てはめるのって間違ってますよね(汗) 足引っ張って誰得よと思うのに足を引っ張って喜ぶ輩の多いこと……