窒素ガス中での燃焼

質問

危険物の試験で、「第３類の危険物には、窒素ガス中で燃焼するものがある」とあり、間違いとしたのですが、合ってますでしょうか？それと、窒素ガス中では、どんな物質も燃焼しないと考えてよろしいでしょうか？

回答No.5

hue2011 · ベストアンサー

燃焼する、というのと発火する、というのを混乱している回答者がいます。
発火は金属カリウムでも金属マグネシウムでもできますけど、燃焼するわけじゃありません。燃焼するというのは酸素とむすびついて酸化物になることです。
爆発することも、溶け落ちることも燃焼ではありません。

窒素ガスの中で燃えるものというのは原則ないわけで、ただし5類みたいに自分が酸素であるようなものは燃えることが可能だということです。

ご自分でおっしゃっている表現だからあえて突っ込みます。
たとえば何かの試験問題があってそのなかに「すべての」とか「どんな」という表現があったら、何を言っているとしてもそれは間違いであると決めつけてかまいません。そういう「あらゆる場合に」という考え方自体に穴があるからで、必ずそれにあたらない事例は見つかるものです。窒素ガス中ではどんな物質も燃焼しない、なんていうことは表現上行儀が悪いですし、明快にきなくさいですから、あり得ません。
こういう表現で語る癖をつけると、論文を書いても常に嘘くさいといわれるようになってしまいますので、注意すべきです。

今回の試験問題ではそういうアブナイ表現はなく、明快に「第3類」となっていて「燃焼するものがある」という表現になっています。紳士的な表現です。
もちろんこんなことはないことです。

お礼

やはり、そうですか。確かに、表現が微妙と言えば微妙ですね。よくわかりました。ありがとうございました。参考になりました。

回答No.7

hydrophobic

(1)第1類,酸化性固体
O2を出して可燃物と反応し、火災
爆発を起こす固体
塩素酸塩類,過酸化Na
(2)第2類,可燃性固体
低温で引火、着火しやすい固体
赤リン,金属粉など
(3)第3類,自然発火性物質および禁水性物質
空気または水と反応して発火する物質
水素化Li,金属Naなど
(4)第4類,引火性液体
引火しやすい液体
エーテル,ガソリン,灯油など
(5)第5類,自己反応性物質
熱や衝撃で着火、燃焼、爆発を起こす物質
硝酸エステル,過酢酸など
(6)第6類,酸化性液体
可燃物と反応して、その燃焼を促進する液体
過塩素酸,H2O2,フッ化塩素など

お礼

なるほど。ありがとうございました。

回答No.6

hydrophobic

アルカリ土類金属は、加熱により窒素ガスと容易に反応する。
マグネシウムは窒素と反応して窒化マグネシウムになる。
3Mg＋N2→Mg3N2

お礼

そんな反応があるんですね。ありがとうございました。

回答No.4

seble

燃焼とは酸化であって、酸素と化合しない場合は違うんじゃないのかな？
窒素と化合するのが燃焼なら、塩素と化合するのも、全部燃焼になってしまう。
酸素以外でも燃焼と呼ぶ場合があるらしいけど、そういう例外も入れて良いのだろうか？
問題が問題な気が・・・
ああ、引っかけだからいいのか。
民法95条錯誤無効を主張し、問題を無効であると提訴します。ww

お礼

ははは、なるほど。引っかけですか。確かに、そのような問題でしたね。参考になりました。ありがとうございました。

回答No.3

lupin__X

金属マグネシウムは、窒素中でも燃焼します。

「アルミニウムと塩化ナトリウム」のときに書こうか
迷ったんです。
「マグネシウムは、二酸化炭素中でも燃える。」と書いたん
ですが、窒素中でもなんです。
おまけ情報は、どこまでか難しいですね。
金属の反応性の差だったんで、マグネシウム自体の反応性の
高さまで、書きすぎかと思って。

お礼

そうですか。私は、窒素ガス＝不燃性ガス＝何物も燃えることはできない、と単純に考えておりましたが、マグネシウムは燃えるんですね。参考になりました。ありがとうございました。

回答No.2

SPROCKETER

そんな解答では合格は難しいかもしれませんね。

　窒化物を知っていますか。窒素と反応して出来る化合物です。窒素も化学反応しないわけではないのです。吸熱反応が多いので爆発や燃焼にならないだけです。どんな物質も燃焼しないのはヘリウムやアルゴンのような不活性ガスだけでしょうね。

　窒素ガスで満たされていても、化合物自身が不安定で、温度が上がると燃焼する物質もあります。たとえば、火薬は窒素ガス中でも爆発します。酸素が無ければ爆発しないわけではありません。

お礼

そうなんですか。なかなかそのあたり、私のような素人には判断が難しいですね。勉強させていただきました。ありがとうございます。

回答No.1

acy63070

前半の内容はご記載の通りであっているかと思います。後半の内容ですが、危険物第５類は、自身で酸素を発生するため環境中に酸素がなくても燃えます。

お礼

なるほど。確かに第５類は、自身の酸素で燃えますね。参考になりました。ありがとうございました。