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雌鳥鳴けば国滅ぶという諺
雌鳥鳴けば国滅ぶという諺がありますが、これって女性が指導者や権威を得る事に否定的な諺ですよね。例えば女性を指導者に選出する事に対しこの諺を使ったら「女はやるべきではない」という意味になりますし女性が権威を持って失敗した際に使うと「これだから女は駄目だ・失敗したのは女だからだ」という偏見になりますよね。 この諺が作られたのは時代背景もあるとは思いますが、現代では使うのは控えた方が良い諺なんでしょうか?女性差別・偏見な発言になるのでしょうか?
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- LN-TF
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この言葉の意味が、多分本来言わんとした事と違って世間に通流しています。とは言えその世間で言われている事が「万人が誤れば」ですから、使用をすべきではないでしょう。誤った或いは一部の人が自分たちに都合の良いようにまげて或いは一部を拡大解釈して使用したために、元々の意義が世間には知られず差別的な言葉とされてしまった言葉は少なくないようです。 さて、この「尚書」の言葉は、元々は普通ぢゃない事が起こるとの意味です。「雄鶏が卵を産む」などの類です。当時の考え方として「天」が治世を見て拙い事に成って居る悪い状態に成っていると考えた時には先ず警告を発します。それが「雄鶏が卵を産む」などの異常現象です。それでも改まらない時は、「命を革めます」それが元々の「革命」です。逆に治世が良く治まっている時にはそれを顕彰して瑞祥すなわちめでたい事が起きます。麒麟が現れたりするのです。 なお、他の方例に挙げている「女子と小人養い難し」も女子は女性の奴隷や雇い人、小人は小者ですから、今風に云うとお手伝いさんやアルバイトや派遣などは家庭や会社の秘密事などを立ち話や噂ばなしで平気で漏らしてしまう事が多いのでそう云う者の扱いは難しいと云う意味です。
- ithi
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edtfvgbhjn さん、こんにちは。 もとは中国から来たことわざです。女性に権力を握られるとその国は滅ぶ。美人のことを傾国というのは楊貴妃のあだ名みたいに言われますが、つまり、中国最古の王朝夏、殷然り、唐でも則天武后、楊貴妃。など数えきれない女性が君主の許しをいいことに権力の実権を握ったりしました。 しかし、日本では、卑弥呼や推古天皇以来、女性が一番だった時期もあるので、必ずしもそうではないでしょう。一応、中国のまねをしていた時期もあるんですがね。そして、今時、男女雇用機会均等法なんて法律を作ってるんですから、古いことわざなんですよ。もう通用しないかもしれないな。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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"雌鳥が朝を(とき)を告げると国滅ぶ"と聞いていましたね。 やはり役どころが違いますからね。 どんなに優秀でも女性と男性は違うんです。 女性は本当に神の子、愛の権化ですが。
- Nakay702
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>雌鳥鳴けば国滅ぶという諺 ⇒「牝鶏 朝(ひんけい あした)す」(書経)という金言に源を発する諺らしいですね。 >この諺が作られたのは時代背景もあるとは思いますが、現代では使うのは控えた方が良い諺なんでしょうか?女性差別・偏見な発言になるのでしょうか? ⇒そうですね。おっしゃるとおりだと思います。 似たような諺に「女子と小人は養い難し」(論語)というのがありますね。『故事ことわざ辞典』の編者望月久貴氏がその意味を、「女と小人物は、物事の深い道理を解せず、表面的なことにとらわれ、ほめれば増長し、しかれば恨むといったようなことが多く、扱いにくいものであるとの意」と説明したあとに、こう言っています。「もっとも、現代の女性は必ずしもそうでないらしいから、今や『女子と』の3文字は削除すべきか」、と。 ということで、「あ、あの諺にぴったりだ!」などと思うことがあっても、不用意に口にしない方が無難かも知れませんね。
- fujic-1990
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女性差別に「なる」でしょうね。 ほかに書くことがないので紹介しますと、私は「雌鳥が時を作ると家が滅ぶ」と覚えていましたし、辞典を引いたら「雌鳥歌えば家滅ぶ」が出ていました。 滅ぶのは国ではなく、家ではないかと思いますが、それでもやっぱり「女性差別」になるでしょうね。 「雌鳥勧めて雄鳥時を作る」というのも出ていました。夫が妻の意見に動かされることの例えだそうです。 これは「実権は雌鳥が持つ」という話なので、女性差別にはならないような気もしますが、あくまでも「私(女性)が、時を作りたい」と思っている女性は「差別だ」と主張するかもしれません。 「君子は危うきに近寄らず」です。言わぬにしかず。イヤ、この場合は「君子は三端を避く」のほうが、より適切かな?