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名詞を2つ並べるとき、前にくる名詞は後にくる名詞を形容詞的に修飾する用法があるのに、IT用語のoperations managementはなぜ複数形なのか?
- 名詞を2つ並べるとき、前にくる名詞は後にくる名詞を形容詞的に修飾する用法があります。
- IT用語であるoperations managementやgoods managementではこの用法が逆転しており、前にくる名詞が複数形になっています。
- operationsやgoodsが形容詞的に修飾する名詞として特定の意味を持っており、それが慣習的に使われているため、複数形となっていると考えられます。
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>operations managementの文法的な説明が自分の中でつかず困っています。 ⇒もっともな疑問だと思います。 operations と複数形にするのは、「managementの意味上の特殊性による」ものと考えられます。「運用管理」をするためには、その運用(ないし操作・作業)が1つだけでなく、すべてを扱うのでないと「管理」の意味を成しません。ですから、「複数ある運用(操作・作業)全体を管理する」という意味で、複数形にしていることになります。 確かに、「前にくる名詞」が複数形になる例はめったにありませんね。例えば、「健康管理」health managementでは、healthが不加算名詞なので、当然複数形になりません(単数形で「全体を管理する」という意味が表現できます)。また、market research「市場調査」やbird watching「鳥の観察」のように、複数をイメージしそうな例でも、「その類全体が要求されるのでなければ」単数形を使います。 ということで、前にくる名詞が加算名詞であっても、通常はこれを単数形にする、ということのようです。ただし、特に「その類全体が含まれることを示す必要がある場合」は、operations managementのように複数形を使う。もちろん、operation managementと単数形にしても意味は通じますが、今のところは、通常複数形を使う習慣になっている、ということです。 (とはいえ、将来「前にくる名詞の形容詞化用法」の意識が進んで、「operation managementのように単数形で言うのが一般化する可能性」もあり得なくはないと思います。)
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- wind-skywind
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>operationsやgoodsは複数形扱いされていない a がついているのは management が単数だからです。
補足
不定冠詞が当たり前につくことを書きたかったのですが、よく読めばおかしな文ですね。 お手数おかけしました。
お礼
「運用管理」の意味するところを仕事の仲間に確認してみたのですが、ネットワークとつながっている社内・外、あるいは国内・外のあらゆるオペレーションのうち、データの動きを管理(監視)したり、アラートを通知したり、精算したり、データを照合したり、アウトプットをしたりなど、管理に関連する操作をやるところを総称して「運用管理系」(operations management systems)と呼ぶようです。個々の部門は独立しており、他の管理部門とどうつながってるか把握しきれていないようです。 呼び方や概念が企業によって異なる可能性はありますが、インターネットを介して日本と外国の関連部門が複数存在し管理(監視)しているのは、ご説明と合致する部分があると思いました。おもしろいのはそれぞれが連携しているという認識が必ずしもないことでした。 なお業界的な呼び方のもので、2つの名詞の前の名詞が複数形になっている呼び方は、調べたらまだほかにもありました。業界的にはめずらしいケースでもなさそうです。 イメージでき、納得しました。ありがとうございました。