音のドップラー効果との対比で理解したいのであれば次のように考えるのが良いと思います。
まず音のドップラー効果を、音源が動く場合と観測者が動く場合に分けて考えてみます。
音源が動いている場合は、もちろん音速は変化しません。遠ざかる場合は波長が長くなり近づく場合は波長が短くなります。そのため観測者に聞こえる音の振動数が変化するわけです。
観測者が動く場合は、観測者にとって見かけ上の音速が変化します。近づく場合は早くなり遠ざかる場合は遅くなります。もちろん音速自体は一定ですが、観測者に対する音の相対速度が変化するため、聞こえる振動数が変化するわけです。
さて光の場合、光源が動く場合は、音源が動く場合と同様に理解できます。
観測者が動く場合、見かけ上の光速は変化しません。これが相対論で言う光速度一定ですあり、実はどちらが動いているのか特定できないのです。したがって、この場合は、光源が動いている場合と同様の考え方で、波長の変化により振動数が変
化すると考えれば良いことになります。
失礼ながら、物理学について深い知識をお持ちではない方という前提で、数式などは用いずに説明させて頂きました。
補足
ありがとうございます。 数式を使わないなどの配慮をして頂きありがとうございます。 もし私の質問に継続して答えて頂けるのなら、少しぐらいの数式の 理解は試みます。 keronyanさんの所でも書きましたが、光源がない場合、 光と観測者しかいない場合、観測者ドップラー効果を体験できるのでしょうか。 星の場合ならば、今見えてる星の光は何千年前にその星から出たものもあるわけです。 でも既に現時点ではその星は爆発してなくなっているかも知れません。 地球から飛んでいるロケットかスペースシャトルでその星の光を見ればドップラー効果は 起こりますよね。星がなくても。でもロケットに乗りながら光速を測定すると 地上で測った光速の値とぴったり一致するのですよね。 No.4で 「自分の速度によって、見かけ上の光の速度が変化することはない」 ということは「実際は変化する」と考えていいのでしょうか。 なんかすごく気になります。