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「ぐい飲み」と「お猪口」は同じ事・意味・ものですか
「ぐい飲み」と「お猪口」は同じ事・意味・ものですか?
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ぐい呑み・猪口ともに盃から別れた酒器です。 ぐい呑みは茶事懐石に用いられた大振りの盃のことで、古田織部あたりから呼び始めたという説があります。一方猪口は元々本膳料理に用いられた、調味料や料理を少量盛るための小さな器のことで、それを酒器に流用したもの。形状は基本的に蕎麦猪口のようにイノシシの口のような筒型で、江戸中期あたりから広まったものです。よくネットなどでは大きさの違いで、大きいのはぐい呑み・小さいのは猪口と書いているものがありますが、現代陶では大きさで分類するのは無意味です。かなり小さなものでも作家がぐい呑みと言えばぐい呑みになり、猪口でも向付や蕎麦猪口のような比較的大きなものを酒器と見立てることが多いからです。最近ではぐい呑みと呼ぶことが多いのは、焼き物の世界では茶道関連のものが格が高いとされるため、作家がそう名付けるからでしょうか。また、中国陶・朝鮮陶やその系統の焼き物は盃を名乗ることが多いように思います。
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- f272
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回答No.1
明確な基準はないが,「ぐい飲み」の方が「お猪口」よりも大きい。用途は同じです。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。