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敷金 の語源について
賃貸住宅を借りるときに、敷金を払いますが、この「敷金」という漢字はどういう由来があるのですか。 「カネを敷く」?ここでの『敷』とは漢字はどういう意味、由来があるのでしょうか?? 自分で調べたところ、【江戸時代の婚姻は女性が持参金を用意する敷金(しきがね)】が由来していることはわかりましたが、結局、ここでの『敷』という漢字の意味は分かりませんでした…。
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婚姻の際の持参金(敷金)は、文字通り、敷物(布団)代ではなかったですかね? 今でも、結納金の表書きに「御帯料」と書いたりしますが、夫側が用意した建物としての「家」に、寝具は嫁が用意して嫁いでくるものだと、何かの本で読んだことがあります。 嫁ぎ先にすでに布団があれば、わざわざ別なものを嫁入り道具(大荷物)として持っていくのは無駄なわけで、お金を持っていったほうが良いということで、「敷物料」(→敷金)を持っていったのではないでしょうか。 敷金は、以前考えた個人的見解ですが 漢和辞典によりますと、「敷」は「攴」+「旉」でして、「旉」は、「苗をしきならべる」という意味だそうです。均等に植える。 他方、「攴」は右手の象形文字で、「叩く、打つ、撃つ」などの意味。バンバン叩いて・・・ 。 という字義から敷金授受の意図を考えても分かりますが、それよりは、「なぜ、人は物を敷くのか?」を考えたほうが分かり易いのではないかと思っています。 地面をバンバン叩いてもいいのですが、物を敷いて地面の凸凹をならすほうが、平らにするのは簡単です。 つまり、人は凸凹をならして平らにするために、敷物を敷くわけです。 そこから、「敷く=平らに均す」→ 使っている間に壊した物の修理などをして、貸主と借主の「損益を平らにする」ために支払われる金銭を「敷金」と言うようになったのでは?と思っています。 因みに、家賃は使用料でした。「修理費も含むべきだ」なんてことは考えなかった。 修理費も月々の家賃に含ませると、家賃が高額になります。宵越しのゼニはもたない町人には払えなくなりますし、大切に使う人もデタラメに使う人も、家賃は同じということになると、大切に使う人には損になります。 月々の家賃は安くして、退去の時に1度だけ修理すればいい、ということにしたほうが、借主にはお得です。
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- SPS700
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「カネを敷く」?ここでの『敷』とは漢字はどういう意味、由来があるのでしょうか?? 下記をご覧ください。意味は(5)のイにあたり、江戸時代から不動産関係の法律用語のようです。 https://okjiten.jp/kanji1111.html
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ご回答ありがとうございます。
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ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。とても詳しく、疑問を払拭することができました! 本当にありがとうございました!