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英語の上達を実感した体験を教えてください
英語の勉強をしていて前より上達したと実感したことはありますか? 私は英文を見るのも嫌だったのですが、最近は知らない単語でも一応読もうと努力するようになったこと。 英語の音声が前よりクリアーに聞こえるようななった気がすることです。
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根本的には日々の積み重ねで、短期間で上達が感じられるようなものでは無く、1年前、5年前などと振り返ってみると随分上達したのかなと思うようなものかと思います。それでも、転機は何回かありました。 ・非英語圏(台湾)で、いつも通訳していた人が突如席を外して、自分一人で1時間商売相手と英語で話をまとめなければいけなくなった時。それまでは頭のなかで単語や文法を思い出して組み立ててからじゃないと話せなかったのが、追い詰められると文法無視でなんとか頭の奥にしまっていた単語や表現が口から出てくるものだと察しました。同じような経験の人は多いですよ。でも自分の意志でなかなか追い込めないもので、それで私の職場では、英語ができない人を外国人の中に置き去りにすると言うのを結構やっていました(笑)。それで英語の基礎能力が上がるわけではないのですが、しゃべる才能が無いと思っていたものが慣れればしゃべれると感じるのは大きいです。 ・NHKのビジネス講座で、BBC制作のある教育ドラマがあってたまたまそれを見た(今では見つけられません)。ドラマの中に、商品開発、スケジュール、価格交渉、契約、トラブルなど、仕事で使いたい言葉がふんだんにあって、即戦力的に役に立ちました。英語全般で上達しようとするよりは、自分が必要な特定領域の英語を覚えるのが楽だと悟りましたが、教材によっては結構短期で効果があるものがあるのだなとも思いました。 ・聞き取りにくいと思った人の英語を徹底的に聞く。人によって発音や声のトーン、スピードに違いがあって、聞き取りやすい人とそうでない人がいますが、そう言う人に絞って聞き取ろうと努力すると比較的早く癖をつかめます。それを一人ひとり克服して行くうちに耳の許容度があがります。でもアメリカでの生活を含めて数年かかったかもしれないし、今だに若い女性の甲高い声で早口で喋りまくるのは聞き取りが苦手です。 ・アメリカに赴任した時に、私は喫煙者なので喫煙場所に良く行きました。そこに職場以外の色んな人達がいて、だべっているのですが、最初全く聞き取れずどんな難しいことを話しているのかと思いました。そのうちろくな話題を話していないことに気が付き(天気の話だったり、食べ物だったり、何買ったとか)、参加するようになりました。聞き取れなくても変なこと言っても全く問題ない。それでかなりカジュアルな会話は身につきました。相手もろくにこっちのことを聞いていない。そんな会話ができるチャンスがあると良いです。 ・発音の聞き取りに自信が出てくると、会話の習得効率があがります。聞き取れないと、知っている単語を聞き落としたのか知らない単語を言っているのか判別できないのですが、聞き取れると知らない単語がわかるので、”xxxって何?”って聞き返すこともできるし、とりあえず知らない単語は置いておいて理解できるので、飛躍的に会話の聞き取りができるようになります。私はアメリカでの会議では、PCの辞書を立ち上げておいて、人の発言でわからない単語をリアルタイムで調べていましたが、それができるようになるまでにも2-3年かかりました。 読む方は頻度、時間、根気しか無い様に思います。逆に、興味が続くものを読むのが良いです。多分TOEIC満点、英検1級レベルでも知っている単語は1万語くらいと思いますが、アメリカの新聞に出てくる単語は1万語に入っていないものがたくさん出てきます(実はイギリスの新聞はそれほどでもない)。単語をいちいち調べずに概要をつかむのなら良いのですが、理解しながら読もうとすると単語を知らないわけにはいかず、しかもそれくらいの単語になると出て来る頻度も少なくなるのでだんだん覚えにくくなり、時間をかけるしか無いかと思います。 何十年も英語をやっていて、海外で仕事もし、暮らしたりしましたが、毎日”今日は英語うまくなった!”と喜んだり”やっぱり全然ダメ”としょげたりの繰り返しでした。随分恥ずかしい思いや悔しい思いもしました。でも積み重ねは確実にあるので一喜一憂を楽しみながらやっていくしか無い気がします。
お礼
解答ありがとうございました。 やる気が湧いてきました。 長く続けられるよう頑張ります。