ちょっと誤解してた所があったようで、ご免なさいね。
お詫びにと言うわけではないのですが、別解をひとつ。
f(x)=0の3つの解をα,β,γとすると、f(x)のx^3の係数は1だから
f(x)=(x-α)(x-β)(x-γ) = x^3 - (α+β+γ)x^2 + (βγ+γα+αβ)x - αβγ
これと元の式の係数を比較すると
α+β+γ = -3(k-1) …(i)
βγ+γα+αβ = -12k …(ii)
αβγ = 8 …(iii)
となります。これを使うと
(I)3重根の時
α=β=γより
3α = -3(k-1) …(i)'
3α^2 = -12k …(ii)'
α^3 = 8 …(iii)'
(iii)'より、α^3 - 8 = (α-2)(α^2+2α+4) = 0
α^2+2α+4 = (α+1)^2 + 3 > 0 よりα = 2、これを(i)'へ代入すると
3*2 = -3(k-1)
∴k = -1 …(iv)
これは(ii)'をも満たすので求めるkの条件である。
(II)2重根の時
α=β≠γ, k ≠ -1より
2α+γ= -3(k-1) …(i)''
2αγ+α^2 = -12k …(ii)''
α^2γ = 8 …(iii)''
(i)''よりγ = -2α-3(k-1) …(v)
これを(ii)''へ代入して
2α{-2α-3(k-1)}+α^2 = -12k、整理して(α-2)(α+2k) = 0 ∴α=2, -2k
i)α=2の時
(iii)''よりγ=2、これはα≠γに反する。
ii)α=-2kの時
(v)よりγ = -2(-2k)-3(k-1) = k+3 …(vi)
よってα=-2kと(vi)を(iii)''へ代入すると
(-2k)^2(k+3) = 8、整理して(k+1)(k^2+k-2)=0
k≠-1よりk^2+k-2=0 ∴k = -1±√3
このときα = -2k = -2干2√3), γ = 2±√3 (複号同順)
以上よりf(x)=0は
k=-1の時3重根x=2をもち、
k=-1±√3のとき2重根x = -2干2√3)と他の解x = 2±√3(複号同順)を持つ。 (解答終)
この解法のいい所は、値をいちいちf(x)に代入してf(x)=0を確認する必要のない事です。
最初にあのようにα,β,γを定義した時点でこれらはf(x)=0を満たしているからです。
お礼
遅くなってすみませんでした。 3重解の場合は、私の解釈違いでした。参考書には書いてありませんでした。(当たり前ですけど・・・) 教えていただいたやり方でといていくと理解する事が出来ました。途中までは自分のやり方で合っていたので少し自信がつきました。 ありがとうございました。