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パラレルワールド??
こんにちは。 先日インターネット検索でパラレルワールドというのを見つけ凄く衝撃的だったんですが、何でも「何故未来人が来ないかというと、タイムマシーンで時空を移動すると時間軸がずれて全く違う世界になるから」と書いてありました。違う世界になるから、というのはタイムマシーンで移動したらその新たな世界ができるということなのでしょうか? それとも、世界はいくつもある、という解釈でよろしいのでしょうか? 凄く驚愕したのですが、これはSFの話なのでしょうか??それとも現実にそういった理論があるんでしょうか? もし実際にそういう理論があるとするなら本当に凄いことですよね。 物理のことは全くわかりませんので、ド素人にパラレルワールドを教えてくださるのは凄く凄く難しいとわかっていますが、どうしても教えて頂きたいです皆さん教えて下さい宜しくお願い致します。
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「人間原理」という物理学における理論があります。一種の認識宇宙論ですが。 この宇宙は観測する我々がいて、認識したり観測できるので存在する。 ここに別の宇宙が存在するとする。 別の宇宙は、現在我々がいる宇宙から観測できない。観測できるならば、別の宇宙と今の宇宙との間には相互作用があることになる。 相互作用があるならば、何らかの方法を使って通信可能であるだろう。 しかしそのような宇宙は観測できない。 相互作用のない宇宙パラレルワールドのようなものがあると仮定して理論を組み立てることは可能だが、実際には観測できない以上、存在すると証明することができない。 存在すると証明できない以上、それは存在しないものとして物理理論を組み立てるより仕方ない。 …といった理論といえばいいでしょうか。 勿論SF小説にはありとあらゆるパラレルワールドが存在し、またタイムマシンの出てくるものもそうでないものも存在します。 現在の実在する物理理論の中で光速を越えうるものとして「タキオン」という粒子があるので(実験的に確認はされていない。あくまでモデルだけ。だったと思います)これを使って過去と通信するような小説も存在します。タイムスケープ、だったかなぁ。 パラレルワールド自体は色々なモデルが出てくる小説がそれこそゴマンとあり、それぞれに面白いものがあります。 私がこの手のパラレルワールド物で特に好きなのは、ラリィニーブンの「時は分かれて果てもなく」という短編でしょうか。「無常の月」という文庫に収録されています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150103275/250-4452633-8161814
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- memoko
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SFのおはなしですよね。光の速度を超えることはできないので時間旅行はできません。無限に宇宙が発生していたらすっごい質量……という声もあるけれど、次元が違えばおっけい(かもしれない)というのもSFならでは。 「ヤミと帽子と本の旅人」というアニメの主題歌で「もしもという世界が無限にあると知って途方に暮れている」という一節がありますが(著作権ぎりぎり?) まさにtakakuwa041さんは今そんな心境なのでしょうか。 多元宇宙について、たくさんのSF作家さんたちが独自の解釈でいろいろ作品を発表しています。 過去はもう「ある」ので行けるけれど、未来は「まだない」から行けない、というものから、 ●過去でなにをしてもそれはもう決まっていたことなので未来もかわらない ●過去でなにかしたらそこでパラレルワールドができて未来は変わるが、変えた人はもとの次元の人間なので帰るのも元の次元の未来 とかいろいろですね。 世界がいくつもある……という解釈の作品もあります。 わたしが初期に読んだ作品で特に気に入ったのが 「航時軍団」というハヤカワのSF作品です。 二つの世界が、その時空軸に沿って戦っていて、勝ったほうの未来が残るのです。その勝利の鍵をにぎる主人公が、二つの世界の美女の間で迷うんです。(女性から見ると、なんで迷うんだろと思うんだけど) こういう作品をたくさん読むと、自分で「こうなんじゃないか」と自説もできてくるかと思います。 下は「航時軍団」の解説サイトと「時空もの」の作品リストです。 参考まで。
- SCNK
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世界はいくつもあるの方です。 量子力学で、二つの結果のどちらかになるかという問題があります。たとえばひとつの粒子が二つの箱のどちらかにあるというわけです。粒子は確率的にしか位置を求めることができないので、両方の箱にある可能性があります。でも箱をあけるとどちらかにあるのです。それではその結果はいつ決まったのでしょう。 この問題が解けないわけです。そこで解釈として、もともと二つの世界があった。そしてわれわれはその一方に偶然いて、その世界の結果の方を見ているということにしたのです。 でも箱を開けるまではわからないんですよ。あけると二つの結果のどちらかになってしまう。結果が変わってしまうかもしれないんですね。 これは現実のようですよ。近日、量子暗号の実験が行われました。暗号を傍受したとたん、その内容が変わってしまうので、こっそり盗み聞きできないのです。究極の暗号と呼ばれています。
パラレルワールドといのは、違う選択肢を選んだ「もしもの世界」です。 高校卒業後からのパラレルワールドを考えてみると‥‥ 卒業した次の月に、A会社に就職すると選択したとする。 すると、現実世界では会社に就職すると選択した自分の世界が表に出て現実の世界となる。 それと同時に、『会社に就職しない』と、選択されなかった世界で生きる自分が、パラレルワールドの世界で作られるそうです。 因みに、その来年に辞職したとします。すると、『辞職』と、選択された世界が現実の世界になりますが、『辞職しない』と辞職を選択しなかった世界が、パラレルワールドにまた同時期に作られるそうです。 だから、同じように結婚を選択すると、選択しなかった世界がまた一つ作られ、子供を作ったら、子供を作らないと選択した世界がまた一つ出来上がって‥‥そうやって、オギャッと生まれた時点から、何万というパラレルワールドを作っていくそうです。 分かりやすく言うと、「もしもの世界」ですね。 よく「あの時もし大学に進学していたら私の生活は同変わっていただろう?」と思うのは現実の自分ですが、パラレルワールドの中の一つの世界では、大学に進学して生活している自分が裏で存在するということ。 なので、タイムマシンでもし選択をしなおして、大学に進学した自分を選んだら、その大学生活をエンジョイしている自分の世界が表に出てきて、大学を進学しなかった自分は奥に引っ込み、でもパラレルワールドの片隅で、存在し続ける‥‥ということなのだそうです。
お礼
皆さんレスして頂いて本当にどうも有り難うございます。 パラレルワールド本当に凄くおもしろそうですね、本当にそんな世界があるかもしれないなんて夢みたいな話です。 早速皆さんから教えて頂いたSF小説等を購入させてもらいます、教えてくださってどうもありがとうございました! こういう研究は量子力学というのですね、凄い難しそうな分野ですが凄く興味があります、SF小説以外にパラレルワールドを検証しているような本は無いでしょうか??もしあれば是非読みたいです。