- ベストアンサー
韓国の地名を英語でつづった時の"e"
仕事で韓国にきています。 前から気になっていたのですが、Seoul とか、Incheon とかの "e” は、何なんでしょうか? 韓国語nativeの人から見ると当たり前のeなんでしょうか? 日本語の発音と少し違うので、どうなのだろうかと思います。 お分かりの方、教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1。前から気になっていたのですが、Seoul とか、Incheon とかの "e” は、何なんでしょうか? 朝鮮語の母音は、八つ(ソウル方言では7つ)ありますが、ローマ字の母音文字は /i/, /e/, /a/, /o/, /u/ の五つしかありません。このため二文字で不足を補っています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E8%AA%9E%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%AD%97%E8%A1%A8%E8%A8%98%E6%B3%95 2。韓国語nativeの人から見ると当たり前のeなんでしょうか? いえ、ハングルが北でも韓国でも重宝がられるのは、ローマ字書きが不便だからです。 この苦渋ののローマ字書きは、発案者のハーバードのマキンレーとライシャワーの頭文字をとってMR方式と呼ばれています。欧米では使われています。
その他の回答 (1)
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。補足です。 >>言われてみると、例示したのはいずれも"eo"ですね。これが2文字で母音なんだ といわれると、ハングル文字に比較してローマ字書きが不便だから というのが実感できます。Seoulは、Soulとは発音が違うし、Inchonも違うのですね。逆に、こう書いたら何と読むの(どう発音するの)と、一度韓国の人に聞いてみたい気になりました。 母音ではありませんが、日本語でも、ゑやゐは本来どう発音するものだったのかなと思いますね。 今の「え」はあ行の「え」、や行の「え」、ワ行の「ゑ」の三つが合流したものです。 1。奈良時代(三つあった時)それぞれ次の万葉仮名で書かれています。 あ行のエ、/e/ と発音され「衣」「依」「愛」「榎」 や行のエ、 /je/ と発音され「兄」「江」「吉」「曳」「枝」「延」「要」「遥」「叡」 わ行のヱ、 /we/ と発音され、「咲」「面」「廻」「恵」 2。平安時代(発音は一つ、文字は二つ) あ行とや行の「エ」の区別がなくなって一つ(これが/je/ だったという説と /e/だったという説があります)、もう一つは「ゑ」。発音は一つ。 3。現代仮名遣いで「ゑ」のかながなくなる。 今の「い」は。あ行の「い」とわ行の「ゐ」が平安時代に合流したもので、現代仮名遣いで「ゐ」のかながなくなり、上記2と3と並行しています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E8%A1%8C
お礼
これはまた、ありがとうございます。勉強になりました。
お礼
ありがとうございます。 言われてみると、例示したのはいずれも"eo"ですね。これが2文字で母音なんだ といわれると、ハングル文字に比較してローマ字書きが不便だから というのが実感できます。Seoulは、Soulとは発音が違うし、Inchonも違うのですね。逆に、こう書いたら何と読むの(どう発音するの)と、一度韓国の人に聞いてみたい気になりました。 母音ではありませんが、日本語でも、ゑやゐは本来どう発音するものだったのかなと思いますね。