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蔑視 差別
蔑視発言と差別発言と偏見による発言は何が違いますか?
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noname#232424
回答No.1
あくまでもぼく個人の言語感覚からの回答です。 どちらも「自分いがいの個人または集団を悪くいう」点は共通していると思います。相違は, 1.蔑視は「個人」についても「集団」についてもいえる。いっぽう差別は,個人に対するものであっても,相手が属する「集団」(性別や民族など)を根拠としていう。たとえば,「Aはバカだ」は蔑視。「男はバカだ」や「Aは男だからバカだ」は差別。 2.蔑視は単に悪くいうだけ。いっぽう差別は,それに加えてなんらかの権利を否定する要素が加わる。たとえば,「税金を納めていないやつは社会のお荷物だ」は蔑視。「税金を納めていない社会のお荷物に参政権はない」は差別。
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noname#232424
回答No.2
用事で中断したのでNo.1の続き。 3.偏見は,字義としては「正しさからは偏っている見解」であり,科学的・統計的根拠あるいは道徳を欠きます。蔑視や差別はしばしば偏見から生じていると思いますが,偏見はより広範囲に適用できると思います。たとえば,「カエルの足なんかを,おまえはよく食えるなあ」でとどめておけば,それほど害のない偏見でしょう。しかし,フランス人を「frogeater」(カエル食い)と呼ぶと,民族的な蔑視になります。日本の板前がフランス人に,「Frogeater におれの味はわからん。店から出て行け」といえば,差別になります。