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天ぷらを敷く「天紙」と「懐紙」は、同じもの?

天紙と懐紙は、同じものですか? 調理師学校に通っており、天ぷらの授業の際に、日本料理の先生にこの質問をしたら、そもそも懐紙をご存知ありませんでした。 ご回答をよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

はじめまして♪ オオザッパに言えば「ほぼ同じ」と言えますが、細かく言えば「違うもの」です。 和紙という範囲で、「紙質」としてはとても近い物では在ります。 しかし、用途(目的)に適した「物」としては、ハッキリ区別されます。 広い意味の「和紙」には、書道で使う「半紙」もありますし、「わら半紙」と言う物も。 (ま、これは素材にも漉き方にも大きな違いが在りますが、、、) 「天紙」と「懐紙」は、素材も漉き方も非常に似通っていて、微妙な厚みとサイズが違う、という程度の「差」でしかありません。 昔の「手漉き」であれば、溶かし方も漉き枠も力加減やいろんな部分に違いが在るので、紙を造る職人も設備も(結果的に工房、製造工場も)違っただろう。と考えられます。 今では、機械式で大量生産、生産ラインの調整(プログラミング)で、出来上がり素材に対応出来、その後のカッターのプログラミング(調整)で、サイズの対応もしている、、、と想像出来ます。 全くの余談ですが、単に乗っけるだけの「白い紙」と考えて、西洋紙(コピー用紙)を使うと、なんだか香りが変で、楽しめません。むしろ揚げ物の油切りに使うキッチンペーパーの方が良かったりしますかねぇ。。。 和紙系という「半紙」は、脂を含んでしまって乾かないと繊維がほぐれてボロボロになります、掛け軸などに用いる条幅は厚みも在って丈夫。という事から「天紙」と「懐紙」とかなり近い「紙」と考えても良いでしょう。 和紙は、漉く行程で職人さんの感覚による違いで、それぞれ細かく目的に適した「紙」を造ってくれたので、非常に近い、ほぼ同じ物 であっても、微妙に違うという事を大切にして来た歴史や文化を尊重された方が、良い?楽しい?オモシロイ?のでは無いかと考えます。

usako1344
質問者

お礼

具体的かつ丁寧な回答をありがとうございました。 とてもお詳しいんですね。勉強になりました。 懐紙を天紙として使えるのか。天紙を懐紙として使えるのか。 これが知りたかったので、まずサイズが異なる、そして厚みも微妙に異なることを教えていただき、スッキリしました!

その他の回答 (3)

回答No.3

わたしには、懐紙のほうが身近な存在なのです。材質も似ている気がしたものですから。」←材質は和紙だもん・・似てるとかで無く 同じ材質・・ 何故か 此処の質問者は 変な部分に拘りがある・・ 材質が同じ なんて関係ない筈なのに・・ 例えばパソコンとテレビ・・材質も画面も中の部品の一つ一つを見ても同じものだが パソコンはパソコン テレビはテレビ・・材質に拘る必要が何処にある?

  • terepoisi
  • ベストアンサー率44% (4090/9254)
回答No.2

どちらも和紙ですが用途が違います。 天紙はほぼ正方形が一般的でしょう。懐紙より大きいです。 お料理に合わせ折って使うこともあります。 懐紙は主にお茶道で使います。 やや縦長で持ち歩きできるよう二つ折りになっています。 こちらはお茶席で菓子を乗せたり、使用後の黒文字を包むなどしますが 折敷の代用、天紙としても使えます。時にはメモ帳や鼻紙となることも。 いずれにしても同じ和紙を用途を変えて使えば天紙、懐紙と呼べないこともないでしょう。 日本料理の先生が懐紙をご存じないというのが信じられませんが・・・

usako1344
質問者

お礼

丁寧な回答をありがとうございます。 授業中はバタバタしていて、大きさの記憶がありませんでした。納得です。 先生がご存知無かったのは、うそのような話ですが、ホントなんです。 まだお若いとはいえ、それはいかがなものかと…。

回答No.1

全く違います・・ 懐紙は 茶席で お菓子を その懐紙に乗せて食べる時に使う紙・・ 天紙は あなたも知っての通り 天ぷらの油で 皿を汚さない様に 余分な脂を吸い取る為に敷いた紙

usako1344
質問者

お礼

早速の回答をありがとうございます。 わたしには、懐紙のほうが身近な存在なのです。材質も似ている気がしたものですから。 ありがとうございました。

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