塩は何故「塩辛い」のか
お願いします。
「塩辛い」とはどういうことか、というのを考えていたら行き詰まってしまいました。
海水が塩辛いのはたくさんの塩分が溶けているからですよね。ですが、海水に限らず、食塩水も料理の味付けも、塩が水に溶けるということは、「NaCl」としてではなく、溶液中に「Na+」と「Cl‐」がバラバラにあるということだと思います。塩の結晶を舐めても、口の中では唾液に溶解して直ちに電離してしまうはずです。
では、舌の味蕾が味覚受容体として受け取る物質は「食塩NaCl」ではなく、「イオン化したNa+もしくはCl‐」ということになります。これは、いったいどのように解釈したら良いのでしょうか。
1案:「NaCl」がしょっぱいに決まっている。
2案:しょっぱいのは「Na+」だ。
3案:いや、「Cl‐」がしょっぱいのだ。
4案:もしかしたら、味覚受容体が「Na+」と「Cl‐」と結合した刺激ふたつがセットで塩辛いと感じるのでは……。
5案:そんなことはない。塩がしょっぱいのは水にと溶けるからなのだから、飽くまでしょっぱいのは「Na+H2O+Cl」の結合体である。
6案:お前は何も分かっていない、全て間違いだ。
食塩が「塩辛い」というのはどういうことなのか、正しくご存知の方、宜しくお願い致します。
お礼
ご回答ありがとうございます。