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経理初心者です。「負担金」について聞きたいです。
町内でゴミ箱を製作することになり、町内会にその費用を支払うことになりました。 ゴミ箱には、協賛した企業の社名が入ります。 その際、勘定科目は何になるのでしょうか。先輩は負担金と言いますが、私は、宣伝物が出来るので広告宣伝費になるのではないかと思います。 あと、「負担金」にした方がいいのはどのようなものがあるのかも、教えて頂ければと思います。現在は、エアコンやエレベーターの保守点検料のみ、負担金勘定で処理しております。 どうぞよろしくお願いします。
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会社の経理規程など規定があって、そこに勘定科目の使い方など詳しく決めごとが あるならば、それに従う必要があると思いますが、そういうのは特になく、担当者が 前例(過去の元帳など)を参照して決めているだけであるとか・・・ ぶっちゃけ、顧問税理士の決算申告の都合で決まっているという会社が多いですよね。 よけいな前置きはともかくとして・・・ 私みたいにいろんな会社で長く会計事務をやってきたものの一応の考えとして述べさせて いただきます。 まず、「負担金」という言葉が出てきますが、負担金と名の付く勘定科目、私の経験ではまず使いません。あえてそう言った文言の付く勘定科目として考えられるのは、「公共施設負 担金」とか「共同施設負担金」などという科目で、説明としてはあまり自信ないですが、 「公共」の方は何か自社で使う建物や工場などを建設する際に公共の施設や設備を設置し たり取壊したり修繕したりする費用を自社が負担した場合などで、 「共同」の方は、公共のものではないが、例えば商店街のアーケードなど、複数の個人や 法人が共同で利用する施設設備を設置する費用を関係者内で分担して出費した場合などが 該当すると思われます。 ご質問の内容の、町内会のゴミ箱の設置費用の分担金なんかはひょっとするとこれに近 いのかもしれません。ご先輩のおっしゃる意図として、あるいはこれにあたるのかもしれ ません。こういった費用は、税務会計上「繰延資産」に計上することになっていたと思い ます。繰延資産となれば、貸借対照表の資産の部に計上して、法令に則って複数の期に またがって償却しないといけないことになります。 ただ、しかしですね。対象物がゴミ箱で、金額も1万円ということですから、「消耗品費」 で良いようなものです。がしかし、厳密に考えて、会社が使うものでないという点が気に なりますので、それなら「雑費」で良いとも言えます。 それでも釈然としないとお考えでしたら、ゴミ箱に協賛企業名が入るという点を考慮して 一定の宣伝効果があると見込んで、質問者がお考えのように「広告宣伝費」ということで 結構だと思います。 ただ、御社で使用されている「負担金」なる勘定科目の扱いが、伝統的に費用勘定として 用いられているのであれば、別にこの支出に対して「負担金」をお使いになられてもかま わないと思うのです。エレベータなどの保守点検料を「負担金」にされているようですの で、おそらくは費用勘定で用いられているのだと思います。これがもし資産勘定として使 われているのでしたら、これは誤った使い方をされている可能性があります。 ただ、老婆心ながら、申し上げておきますと、会計管理上、エアコンやエレベータの保守 料金と町内会のゴミ箱設置の拠出金を、わざわざ私共の目からすると甚だ特殊に見える 勘定科目を設けておいて、その同じ勘定科目で処理するというのはいかがものかなとは 思います。雑費ならともかくね。あくまでも私の考えです。非常に余計なお世話なので すが・・・ お気を悪くされましたら申し訳ありません。失礼いたしました。 微力ながら、参考にしていただければ幸いに存じます・・・以上です。
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- 177019
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「このゴミ箱には協賛した企業の社名が入ります。」貴方の会社も協賛しているのですか?そうではなく、単なる町内会に対してごみ箱の費用を払うのか?金額がいくらなのか?この質問の内容からして曖昧です。協賛して貴方の会社の名前がごみ箱に書かれるのなら「広告宣伝費」で単なるゴミ箱だけの金額であれば「負担金」よりも他の科目にされた方が良いと私は思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 町内会からは『ゴミ箱設置の協賛を宜しくお願いします。ゴミ箱には協賛各社の名前が入ります』とありました。 金額は1万円です。什器備品と消耗品のように、金額によって科目も変わってきますか?
- hue2011
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ちょっと待ってくださいといいたい。 経理の仕訳というのは、その会社その会社で決めているルールです。 何が正しいというような絶対的なものはありません。 喫茶店の領収書も、はっきり客先名が言えないものは交際費にはできないとか厳しくいうところもありますし、営業の活動なんだから小口消耗品でもいいというところもあります。 そんなことを他社の人間に訊いても何も役に立つ答えは返ってこないでしょう。 たとえば祭の寄付金みたいなものを出すこともありますが、それをどういう仕訳にしてどこの財布から出すかは各社でまちまちのはずです。 社内の決まり事を確認すればいいだけです。
お礼
おっしゃることはなるほど正論ですが、ここで聞きたい社内事情もあるわけで。 1番目の方に対しても返答しましたが、『普通の人が「こうかな」と思ったこと』を聞きたいのです。何も絶対的な回答は求めておりません。そうは言いつつも、専門家の方がより正解に近いかと思い、専門家回答リクエストをしてます。 答えにならない答えは、要らんです。
- maiko0333
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ここで話せるのは一般的な、普通の人が「こうかな」と思ったことを述べる場であり、 あなたの会社の未来永劫出続ける費用項目をどうこう言える立場にはありません。 何でもかんでも「負担金」でいいのか、「町内会費」という勘定を設けるべきか。 何でもかんでも「負担金」にした場合、その額について税務調査が入るかもしれません。 そんな責任を持てるほどの知識も経験もありません。 エアコンは負担金で電気代は違う勘定なのでしょうか? これとこれは「負担金」でこれは「光熱費」で、これは「ガス代」で、というふうに いろんな雑費を整理されてはいかがでしょう。
お礼
「エアコンやエレベーターの保守点検料のみ」負担金にしています。 電気代は負担金ではありません。 普通の人が「こうかな」と思ったことでいいですよ。勘定科目は捉え方で変わってきますので、参考にしたいと思って質問したのです。 一応、専門家回答リクエストをしてますが、税理士さんですか? 知識も経験もないとおっしゃるのであれば、どうぞスルーして下さい。
お礼
とても分かりやすく参考になりました!どうもありがとうございました。 当社は規定というものはなく、おっしゃる通り、先輩は『前例』をもとに決めているようです。今回もまた『はい、了解です』とそのまま言う通りの科目で処理しました。 あと十数年後でしょうが、自分自身、先輩から引き継ぐ時にはもう少し知識をつけておきたいと改めて感じました。